- グラフィックボードって何?
- グラフィックボードって何で選べばいいの?
- おすすめのグラフィックボードが知りたい
今回の記事は上記のような疑問をお持ちの方に向けて、参考になる情報を解説していきます。
パソコンの映像処理を左右するパーツの1つでもある「グラフィックボード」。
高度なグラフィックのゲームをプレイする方や3Dの動画編集、イラスト制作を行うクリエイターの方には必須のパーツとも言えるでしょう。
しかし、値段やスペックなどどのような基準で選べばいいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回はグラフィックボードのおすすめ8選を紹介してきます。選ぶポイントについても解説するので参考にしてみてください。
グラフィックボードとは?
グラフィックボードは、GPUというチップを搭載し、映像処理を専門に行うパソコンのパーツです。
「グラボ」「ビデオカード」とも呼ばれるこのパーツは、より高度なグラフィックを使用するゲームや3Dの動画編集などを行う場合に必要になります。
パソコンには最初からCPUやマザーボードといった映像処理を行う機能が搭載されているものの、より高度な処理が求められる場合には、グラフィックボードを用意してください。
グラフィックボードの主な用途としては「ゲーム」や「動画編集」「イラスト制作」「マイニング」などが挙げられます。
グラフィックボードを選ぶポイント
グラフィックボードを選ぶときのポイントは主に以下の4点です。
- 使用目的でメーカーを選ぶ
- ケースサイズに合うものを選ぶ
- 利用用途に合ったスペックを選ぶ
- 利用環境に合った商品を選ぶ
それでは、1つずつ詳しくみていきましょう。
使用目的でメーカーを選ぶ
グラフィックボードは「NVIDIA」と「AMD」という代表的な2つのメーカーがラインナップされています。
それぞれのメーカーでグラフィックボードの使用目的が異なるので、まずは何で使うかを基準にメーカーを決めてみましょう。
- NVIDIA:3Dゲーム
- AMD:動画編集、画像編集
NVIDIAは3Dゲームの処理能力が高いという特徴があり、ゲーミングパソコンなどにも搭載されています。
高度なグラフィックを伴うゲームをプレイする方はNVIDIAのグラフィックボードから選んでみましょう。
AMDのグラフィックボードは、動画処理や画像処理に強みを持っているので、クリエイター系の方におすすめです。
コスト的にも手に入りやすいのも特徴と言えるでしょう。
ケースサイズに合うものを選ぶ
グラフィックボードをマザーボードに取り付ける際に、ケースや周囲のパーツに緩衝しないことも重要です。
スペックだけではなく、サイズも考えながらグラフィックボードを選んでみてください。
例えば、キューブ型のケースで拡張性能が限定的な場合には、ロープロファイル対応のグラフィックボードがおすすめです。
サイズがコンパクトで冷却ファンなどのパーツが省かれているので、スリムに収めることができます。
拡張性の確保が可能な場合には、他のパーツと緩衝しないことが重要です。
グラフィックボードのサイズの選択肢も増えてくるので、性能にこだわりながら選んでみてください。
利用用途に合ったスペックを選ぶ
ゲームや動画編集など、様々な目的でグラフィックボードが必要になりますが、どのようなレベルの用途で使うのかを明らかにした上で、求められるスペックを満たした商品を選んでください。
オンラインゲームなどでは、グラフィックボードの推奨スペックが公表されているので、それよりも少し上ぐらいを目安に商品を選ぶのがおすすめです。
利用環境に合った商品を選ぶ
グラフィックボードとモニターの相性も考慮して商品を選ぶ必要があります。
例えば、モニターの接続端子が「DVI端子」や「HDMI端子」「DisplayPort」かによっても、選ぶべきグラフィックボードが違ってきます。
接続端子が別々になっていると別途ケーブルの購入が必要になったり、接続ができなかったりするので注意してください。
グラフィックボードのおすすめ8選
ここからはおすすめのグラフィックボードを紹介していきます。
今回ピックアップしたのは以下の8商品です。
- NVIDIA ASUS GT710-SL-2GD5-BRK
- AMD RD-R7-250-E2GB/D5LP
- NVIDIA ASUS GT1030-SL-2G-BRK
- NVIDIA GF-GT710-E2GB/LP/P
- MSI GeForce RTX 3060 VENTUS 2X 12G OC
- SAPPHIRE SAP-NITROPRX6700XT12
- NVIDIA ELSA「GeForce GT 730」GD7301GERL
- NVIDIA GG-RTX2060-E6GB/DF2
では、それぞれの特徴やおすすめポイントを詳しく見ていきましょう。
NVIDIA ASUS GT710-SL-2GD5-BRK
NVIDIA ASUS GT710-SL-2GD5-BRKは、ファンレス設計を実現することで優れた静穏性を実現したグラフィックボードです。
基盤へのパーツ取り付けを完全自動化する「AUTO-EXTREME Technology」を採用することで精度も高く、NVIDIAの「GeForce GT 710」を搭載することで優れたコスパも実現しています。
AMD RD-R7-250-E2GB/D5LP
AMD RD-R7-250-E2GB/D5LPは、コスパの高いGPU「Radeon R7 250」を搭載しているグラフィックボードです。
メモリは2GBと程よく、16レーンのPCleスロットに対応しています。スリムタワーのPCケースにも対応できるコンパクトさも魅力ですし、高い放熱性で使いやすいのも特徴です。
NVIDIA ASUS GT1030-SL-2G-BRK
NVIDIA ASUS GT1030-SL-2G-BRKは、「GeForce GT 1030」を搭載したモデルで大きめのヒートシンクを搭載することで、高い放熱性を実現しています。
静穏性も高いので静かなグラフィックボードをお探しの方にもおすすめですし、DVI-DとHDMIの2つの接続端子にも対応しています。
NVIDIA GF-GT710-E2GB/LP/P
NVIDIA GF-GT710-E2GB/LP/Pは、5,000円以下というリーズナブルな価格が魅力的なグラフィックボードです。
スリムタワーのパソコンケースでも使いやすいのが特徴で、接続端子の種類も多く対応幅の広さも嬉しいポイントですね。
パソコンだけでなく、モニター単体やプロジェクターへの出力にも対応。初めてのグラフィックボードにおすすめの商品です。
MSI GeForce RTX 3060 VENTUS 2X 12G OC
MSI GeForce RTX 3060 VENTUS 2X 12G OCは、パソコンゲームの映像処理に適したNVIDIAのGeForce RTX 3060を搭載することで、グラフィックを大幅に向上することができます。
ディープラーニングの処理が得意なTensorコアを使用することで、高いパフォーマンスによる快適なプレイ環境を実現してくれます。
2台のファンによる冷却性能も良いですし、静音声も高いので長く使っても不快感が少ないです。
SAPPHIRE SAP-NITROPRX6700XT12
SAPPHIRE SAP-NITROPRX6700XT12は、ハイスペックなモニターとの相性が高いPCゲーム向けのグラフィックボードです。
放熱性も高く、静音性にも優れるスペックの高さもあるので、あらゆる部分で優れた性能を求める方におすすめなハイエンド商品となっています。
NVIDIA ELSA「GeForce GT 730」GD7301GERL
NVIDIA ELSA「GeForce GT 730」GD7301GERLは、手に入れやすい価格が魅力的なエントリー向けのグラフィックボードです。
スリムで取り付けが容易な設計も魅力で幅広いPCケースに対応することができます。
リーズナブルな価格ながらも滑らかな映像表現を実現するので、グラフィックを使うメリットを存分に体感できるでしょう。
NVIDIA GG-RTX2060-E6GB/DF2
NVIDIA GG-RTX2060-E6GB/DF2は、高いシェーディング技術とGDDR6メモリを搭載することで、高画質かつ高プレー無レートによるゲームプレイを実現することができます。
AI技術を搭載することでグラフィック処理の効率を高め、クリアでリアリティ溢れる映像を映し出すこともできます。
大型のヒートシングと90mmのファンで冷却対策も十分に行えます。
おすすめのグラフィックボード8選!人気ランキング:まとめ
おすすめのグラフィックボード8選を紹介していきました。
美しいグラフィックのゲームや3Dの動画処理をする方は、グラフィックボードを使用して、より快適なPC環境を構築してみましょう。
目的や用途、パソコンのスペックなどに合わせて自分にぴったりなグラフィックボードを選んでみてください。