海外産の小型アクションカメラ「GoPro」で撮影した動画や画像を編集できる「Quik」は、初心者にもおすすめの動画編集アプリです。
簡単な操作でクオリティの高い動画を自動で作成でき、他の動画編集アプリでは使い方がよく分からないという方でも動画を編集できます。
そんな「Quik」について、これから使うか考えている方には、
- Quikの特徴について知りたい
- Quikの使い方を知りたい
- Quikの評判を知りたい
などと、悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
そこで、この記事ではそんなあなたにQuikの評判や特徴、使い方を解説していきます。
また、以下の記事でおすすめの動画編集アプリをご紹介していますので、是非参考にしてみてください。
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Quikとは
「Quik」は簡単な操作で動画編集を行える動画編集アプリですが、具体的にどんな特徴があるのでしょうか。
「Quik」が、動画編集を初めて使う方におすすめの理由をご紹介いたします。
3種類ある「GoPro」アプリのひとつ
「GoPro」のアプリには、以下の3つの種類があります。
GoPro
小型カメラ「GoPro」で撮影した動画や画像を閲覧するためのアプリです。
「GoPro」で撮影した動画や画像をスマートフォンへ転送し、閲覧ができます。
また、このアプリを使って、動画や画像を撮影もできます。
Quik
「GoPro」で撮影した動画や画像を編集するアプリです。
また、「GoPro」に保存された動画や画像でなくとも、スマートフォンに保存されているものでも編集ができます。
Splice
シンプルな操作で動画編集ができるアプリです。
ただし、「Splice」はAndroid版のアプリが非対応のため、Androidを利用しているという方は「Quik」がおすすめです。
「GoPro」は、迫力のある映像描写を得意とする小型のアクションカメラですが、これらのアプリを使用することでより「GoPro」の魅力を活かした動画を作成できるでしょう。
動画や画像をひとつの動画として、自動で編集できる
「Quik」は、初心者でも簡単に動画編集ができるアプリです。
動画編集をする際には、編集した動画の動きやBGMを決める「テーマ」を設定することで、自動的に動画編集が完了。動画編集についての知識がない方でも簡単に編集できます。
そのため、初心者や他の動画編集アプリがうまく使えなかった方におすすめのアプリです。
Quikを用いた動画編集の手順
では、「Quik」はどのように使用するのでしょうか?
スマートフォンに保存された動画や画像を取り入れるところから解説いたします。
1.動画や画像を取り込む
初めに、スマートフォンやGoProで撮影した動画や画像を取り込んでいきましょう。
手順は簡単です。
- 「Quik」アプリを開き、「新規作成」を選択
- 次に表示された画面のなかから、動画や画像を選択
- 右下の決定マークをタップする
選択画面では、画面の上部にデータが保存されている場所を選択する項目があります。
こちらを操作することで、より簡単に動画や画像を見つけることも可能です。
2.テキストの編集
動画にテキストを記載するには、2つの方法があります。
動画や画像を選択後に、タイトルを入力する
編集する動画や画像を選択すると、タイトルを入力する画面に移行します。
こちらで入力したタイトルが動画の冒頭で表示されるので、入力しておくと一目でどんな動画なのかが分かりやすくなるでしょう。
タイトルが決まっていない際にはスキップもでき、次の方法で後から入力も可能です。
動画編集画面から「テキスト編集」を選択する
タイトル入力をスキップすると、「テーマ」を選択する画面へと切り替わります。
こちらの画面の中央に表示されている「鉛筆マーク」をタップすると、詳細な動画編集のツールが表示されます。「トリミング」や「回転」などの編集もこちらから行いましょう。
そして、表示されたツールの中から「テキスト編集」をタップすることで、動画全体のタイトルを入力できます。
また、この「テキスト編集」のなかにある「キャプシ」というツールから、動画一つひとつにテキストを入れることも可能です。
3.テーマの設定
動画のタイトルを決めるかスキップをすると、動画全体の動きを決める「テーマ設定」の選択画面に移行します。
テーマを選択すると、動画や画像の全体の動きやBGMが自動で設定されます。「Quik」では、このテーマを設定することで動画が自動で編集されます。
ここに表示されたテーマの中から、動画の雰囲気にあったお気に入りのテーマを選択して、動画編集をしてみましょう。
また、動画全体のBGMやフィルターの設定は、設定画面の下側にある3種類のアイコンをタップすることで出来ます。
動画全体の細かな設定はできないものの、こうした設定を変更することで自分の理想とする動画へと編集できるでしょう。
4.音楽(BGM)をつける
「テーマ」を選択する画面の下部にある「音符」のアイコンをタップすると、音楽の設定ができます。
動画に入れられる音楽には、大きく分けて2つの項目があります。
「Quik」にあらかじめ入っている音楽から取り入れる
「Quik」には、9種類の音楽があらかじめ用意されています。
音楽にはそれぞれ「友達」「旅行」「夏」「スポーツ」「夜」「野外」「愛」「映画」「メモリー」という、音楽の雰囲気に合ったタイトルが付けられています。
これらをタップすると音楽が流れ始めるので、プレビュー画面で確認しながら動画に似合った音楽を選んでみましょう。
スマートフォンに保存された音楽を取り込む
「Quik」に用意された音楽以外でも、スマートフォンに保存されている音楽でも取り込むことができます。
あらかじめ入っている音楽を右へスライドしていくと「マイミュージック」の項目が表示され、そこからスマートフォンの音楽を選択できます。
マイミュージックを選択すると、プレビュー画面の下側にタイトルが表示されます。さらに矢印をタップしていき、「音楽ライブラリ」を選択しましょう。
音楽ライブラリを表示させると、スマートフォン全体に入っている音楽が全て表示されます。
こちらの中から、お気に入りの音楽を選んで動画に取り入れてみましょう。
音楽をつけない場合には
「BGMを付けず、動画の音声を楽しみたい」という場合もあるでしょう。
その際には「音楽なし」の項目を選択することで、BGMを消した状態で動画内の音声のみを再生できるようになります。
さらに「サウンドなし」の項目では、動画全体の音声を消すこともできます。
編集してみたい動画に合わせて、音楽を選択してみましょう。
5.動画や画像の編集・調整
動画全体のテーマを選択する画面で「鉛筆」マークをタップすると、動画一つひとつに対して編集を行えます。
こちらの項目で編集できるツールは、以下の通りです。
動画と画像の編集ツール
名前 | 内容 |
---|---|
テキスト追加 | 動画や画像にテキストを追加します。 |
レイアウト | レイアウトの調整をします。 「自動」と「フィット」から選択ができます。 |
回転 | 動画や画像を左回転します。 |
削除 | 選択した動画や画像を削除します。 |
動画のみの編集ツール
名前 | 内容 |
---|---|
HILIGHT | 動画のハイライトタグを設定します。 |
トリム | 設定した範囲の動画を切り取ります。 |
オフ/ミックス/ブースト | 動画内の音量を調整します。 |
スピードメーター | 「GoPro」で撮影した動画に、スピードメーターを表示させます。 こちらは、「GoPro」で撮影した動画のみに適応されます。 |
スピード | 動画の速さを遅い、通常、速いの中から調整します。 |
トリミング | 表示される動画の大きさを切り取ります。 |
分割 | 動画を分割して、表示させます。 |
画像のみの編集ツール
名前 | 内容 |
---|---|
焦点 | 動画が再生された時の焦点を決めます。 |
再生時間 | 再生時間を「短い」「通常」「延長」の3種類から選択できます。 |
複製 | 画像を複製します。 |
以上のツールを用いることで、動画をより理想に近い形へと編集できます。
6.編集した動画の保存方法
動画を保存するには、「テーマ」の選択画面から行います。
こちらで表示されている青いマークをタップすると、動画の保存方法を選択する画面に移動。次の画面で表示された「シェアリンク」「ファイル送信」「シェアせずに保存」の中から選択することで、保存が完了します。
また、途中まで編集を行った動画も7日間保存されています。
日をまたいで編集をする際には、忘れないように編集をしましょう。
Quikの評判
ここまで、「Quik」の特徴や使い方について解説してきました。
では、実際に使ってみた評判はどうなのでしょうか?
メリットとデメリットに分けて解説していきます。
メリット
動画編集アプリ「Quik」は、誰でもハイクオリティな動画を編集できるところが評価されています。
「Quik」は、テーマを選択するだけで自動的に動画編集が完了するので、特殊な知識は必要ありません。
「トリミング」や「レイアウト」などの言葉を知らない方でも、プレビュー画面を見ながら編集ができます。
そのため、動画編集アプリを使ったことがない方や、他のアプリではどうしても分からずに諦めてしまったという方にもおすすめです。
デメリット
「Quik」は自動的に動画編集が完了する分、繊細な編集をすることができません。
作成される動画は、最初に選択をする「テーマ」の中からしか選べないので、より多様性のある動画を求めるという方には物足りないかもしれません。
もしくは、最初は「Quik」でちょっとした動画編集に慣れてから、他の動画編集アプリを試してみるというのもいいでしょう。
目的やあなた自身の経験に合わせて、使い分けてみましょう。
「GoPro」の特徴的な動画を編集したい時には「Quik」がおすすめ
「Quik」は、小型カメラ「GoPro」を活用するためのアプリでもあります。
「GoPro」では、小型カメラながらにも迫力のある映像を撮影することができ、「Quik」を活用して編集をすることでより魅力的な動画へと仕上がります。
「GoPro」を使う方は、「Quik」での動画編集も検討してみてはいかがでしょうか。
また、以下の記事でおすすめの動画編集アプリをご紹介していますので、是非参考にしてみてください。
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