- 音量を最大にしているのにPC(パソコン)から音が出ないのはなぜ?
- Windowsで音量の設定をする方法が知りたい
- PC(パソコン)の音が小さい原因が何か知りたい
今回の記事では、上記のような疑問を持つ方に向けて参考になる内容を解説していきます。
パソコンでゲームやDVD、動画配信などを楽しんでいる際、「音が小さいな」と感じることがあるかと思います。
音量は最大にしてあるのに、音が聞こえない原因には何が考えられるのか、解決方法も含めてチェックしていきましょう。
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PC(パソコン)の音量が小さい原因
PC(パソコン)の音量が小さい原因としては、以下の3つが考えられます。
- 再生用ソフトウェアが対応していない
- Windowsの設定の問題
- 接続機器の問題
具体的にどのような点に原因があるのか、詳しくみていきましょう。
再生用ソフトウェアが対応していない
CDやDVD、ストリーミング動画やダウンロード動画など、再生しようとしているソフトウェアや動画形式がパソコンに対応していない可能性が考えられます。
動画がパソコンに対応していないと、いくらパソコン側の音量を上げても、音が聞こえないという状態になってしまいます。
Windowsの設定の問題
モニターやスピーカーの音量を上げていたとしても、Windows側の設定が正しく行えていないと、音が小さくなってしまいます。
システム音量やオーディオデバイス、スピーカーのプロバティなど、Windowsでサウンドを設定する箇所を確認して、問題がないかをチェックする必要があるでしょう。
接続機器の問題
パソコンとモニターをHDMIなどで接続している場合、モニターにスピーカーが内蔵されていないと音が出せません。
また、接続したスピーカーの不具合などによっても音が出ない可能性も考えられます。
PC(パソコン)の音量が小さい時の解決方法
PC(パソコン)の音量が小さい症状を解決する方法を原因別に解説していきます。
それぞれの箇所をチェックしていく中で、原因が特定できたら以下の解決策を行ってみてください。
ソフトウェアをインストールする
Windows8/10には、DVD再生機能が搭載されていないため、DVDを再生するためには再生用のソフトウェアを別途インストールする必要があります。
ネット上から再生する動画の形式に対応した再生用のフリーソフトなどを入れてみてください。
また、特定のソフトウェアが原因で音が出なくなってしまった場合は、そのソフトをアンインストールしましょう。
Windowsの設定をチェックする
Windowsの設定に原因が考えられる場合は、まず最初に「トラブルシューティング」を行ってみましょう。
トラブルシューティングは以下の手順で行います。
- 「スタート」をクリックする
- 「コントロールパネル」をクリックする
- 検索ボックスに「トラブルシューティング」を入力する
- 「トラブルシューティング」をクリックする
- 「ハードウェアとサウンド」→「オーディオ再生のトラブルシューティング」をクリックする
この手順でトラブルシューティングを行うと、どこに問題があるのかを一通りチェックすることができます。
問題のある箇所を調べて対応してみましょう。
接続機器のチェックや交換
パソコン本体と接続しているモニターやスピーカーをチェックしてみましょう。
有線接続の場合は、ケーブルを取り外してどこに不具合があるのか調べてみるといいでしょう。
Bluetoothなど無線で接続している場合は、機器同士が正常に接続されているかを確認してください。
Windowsのサウンド設定について詳しく解説
PC(パソコン)の音量が小さい主な原因として考えられるのが「Windowsのサウンド設定」です。
設定が正しく行えていないことで、本体の音量を上げても、音が聞こえにくいという症状が生じてしまうので、サウンド設定の手順についてキチンと理解しておきましょう。
サウンドウィンドウを確認する方法
まず最初に「サウンドウィンドウ」の画面を確認して、音を再生しているスピーカーの音量レベルをチェックしていきます。
以下の手順で操作を行ってください。
- マウスの右クリックから「サウンド」を選択する
- 「再生」タブを開き、音を出しているスピーカーを右クリックする
- 「プロパティ」をクリックする
- 「レベル」タブを開き、音量レベルをチェックする
再生用のスピーカーの音量レベルが低い場合、音が小さくなってしまいます。
音量レベルが100になっているかを確認してみてください。
また、音量レベルが100になっていても音が小さい場合は、次の設定を確認していきます。
コントロールパネルのサウンド設定を確認する
「サウンドウィンドウ」を確認して、音が小さい問題を解決できなかった場合は、「コントロールパネル」のサウンド設定を確認していきます。
以下の手順で操作を行ってください。
- 「スタート」をクリックする
- 「コントロールパネル」をクリックする
- 「ハードウェアとサウンド」をクリックする
- サウンド内の「システム音量の調整」をクリックする
- 音量ミキサー内で各アプリの音量レベルをチェックする
上記の操作で普段使っているアプリケーションの音量レベルが確認できます。
例えば、以下のような構成になっている方が多いはずです。
- スピーカー(デバイス)
- システム音(アプリケーション)
- Google Chrome(アプリケーション)
その他、音や動画を再生するソフトウェアを使っていた場合は、音量ミキサー内にアプリケーションとして追加されます。
もし、スピーカーの音量が最大になっていたとしても、Google Chromeの音量が小さくなっていると、Youtubeを再生したときに音が出なくなってしまいます。
よくWindowsのPCを使っていて、エラー音などが大音量で鳴ってびっくりしてしまうことがありますが、このケースでは音量ミキサーの「システム音」だけがMAXになっているのが原因として考えられます。
スピーカーだけでなく、アプリケーションの音量をきっちり調整して、快適に動画やゲームを楽しめるようにしてください。
色々やってもダメな場合はスピーカーの故障が原因かも
PC(パソコン)の音が小さい症状を解決するための方法について解説していきましたが、さまざまな方法を試してみても音が小さいままの場合は、機器の故障が考えられます。
スピーカーが故障してしまうと、いくら設定をいじっても音が出ることはないので、新しいスピーカーを購入する必要があります。
Windows内での設定でスピーカーが音声の出力先としてきちんと設定されており、音量レベルなどにも問題が見られない場合は、スピーカーの故障を疑ってみましょう。
【Windows】PC(パソコン)の音量が小さい時の解決方法まとめ
PC(パソコン)の音量が小さい時の解決方法について解説していきました。
まず重要となるのは、音が小さい原因がどこにあるのかを特定することです。
再生用ソフトウェア、Windowsの設定、接続機器など、どこに原因があるのかを1つずつ確認してみましょう。
原因が特定できたら、それに併せた解決策を実行してみてください。
Windowsでは「サウンドウィンドウ」や「コントロールパネル」から、音量の設定が可能です。
スピーカーやアプリケーションからキチンと音声が再生する設定になっているかを確認しながら、それでもダメならスピーカーの故障を疑ってみましょう。