この記事を読んでいるあなたは
- Clubhouse(クラブハウス)で商品販売はできるの?
- Clubhouse(クラブハウス)にD2Cは向いているの?
- Clubhouse(クラブハウス)で商品販売を成功させる方法を知りたい
上記のように考えているかもしれません。
この記事では「Clubhouse(クラブハウス)でD2Cを活用する方法、販売成功のコツや実施企業」をご紹介しています。
Clubhouse(クラブハウス)とは?
Clubhouse(クラブハウス)とは、2020年3月にアメリカの企業Alpha Explorationが開発した招待制音声SNSです。
Clubhouse(クラブハウス)の最大の特徴は、完全招待性を採用している点であり、利用するには、すでに利用している人に招待してもらう必要があります。
そのため「使ってみたい!」という方は、近くにClubhouse(クラブハウス)を利用している人がいないかチェックし、招待してもらえるようお願いしてみましょう。
また、Clubhouse(クラブハウス)についての詳しい説明や評判などについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
Clubhouse(クラブハウス)にD2Cが向いている理由
Clubhouse(クラブハウス)は、ビジネスで使えるSNSとしても注目を集めています。
特に、D2CマーケティングがClubhouse(クラブハウス)との相性が良いと考えられています。
その理由は、以下の通りです。
- 消費者の質問をその場で解決できるから
- 気軽にRoom入室して、別ユーザーをすぐ招待できるから
この2つを詳しくみてみましょう。
消費者の疑問をその場で解決できるから
ネットショッピングは、外出しなくても購入できる楽さや重いものを運ばなくても届けてくれる便利さなどから、日常的にたくさんの人に使われています。
しかし、商品の写真や詳細、購入者の口コミだけでは、商品についてよくわからないといったデメリットが存在するのも事実です。
そういったデメリットをうまく解決してくれるのがClubhouse(クラブハウス)です。
Clubhouse(クラブハウス)を利用することで、ECサイトに載っている商品についての質問や、購入を決めかねている消費者の疑問をその場で聞き、解決することが可能になります。
Clubhouse(クラブハウス)には「コメント」という機能がなく、生配信中に「挙手マーク」を押すことで、配信しているユーザーに直接質問を投げかけることができます。
ECサイトに載っている詳細だけでは知り得なかった商品についての情報を聞き出し、安心してECサイトで商品購入へと進むことができるため、Clubhouse(クラブハウス)はD2Cに向いていると言えるでしょう。
気軽にRoom入室して、別ユーザーをすぐ招待できるから
Clubhouse(クラブハウス)の配信ユーザーのRoomに気軽に入室できる点も、D2Cに向いている理由の1つとなります。
また、試聴しているユーザーは別ユーザーをRoomに招待することができるため、良い商品があれば気軽に友人に紹介することができます。
Roomに招かれたユーザーに、自分の配信や商品を気に入ってもらえれば、実際に購入してくれる可能性も出てきます。
Clubhouse(クラブハウス)で販売を成功させるコツ
Clubhouse(クラブハウス)でD2Cを始める場合、どうすれば販売を成功できるのでしょうか。
- フォロワーを増やす
- スタート時間に注意をはらう
- 伝えたいことをまとめておく
この3つを詳しくみてみましょう。
フォロワーを増やす
Clubhouse(クラブハウス)でD2Cビジネスを成功させるには、まずフォロワーを増やす必要があります。
フォロワーが多いということは、それだけ配信を聞いてくれる人が増えるということです。
「この配信をシェアしたい」「友達にも聞いてもらいたい」と思ってもらえるような好感度の高い配信を繰り返すことで、新しいフォロワーが増えやすくなります。
そのため、一つ一つの配信に力を入れてフォロワー獲得へとつなげていきましょう。
Clubhouse(クラブハウス)でフォロワーを増やす方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
スタート時間に注意をはらう
Clubhouse(クラブハウス)では、フォロワーに配信時間を予告することができます。
この機能を上手く使うことで、配信に参加してくれる人数を増やすことが可能になります。
Roomの参加人数が多くなればなるほど商品やブランド(企業)の認知度を高めることができるため、なるべく工夫をして配信時間を決めましょう。
例えば、20代後半の女性に向けた洋服を販売している場合、会社から帰宅後、ひと段落した時間を狙って、20時〜21時頃を目安に配信予告すると良いでしょう。
このように、ターゲットとなるユーザーが配信を聞きやすい時間を設定・予告することで、Roomに足を運んでくれる人が増えます。
伝えたいことをまとめておく
ECサイトに載っている写真や、文章ではわかりづらい情報を、簡潔明瞭に伝えることでユーザーの購入意欲を引き立てることができます。
例えば、ワンピースを紹介する際「158センチの私が着ると、くるぶしが半分隠れるくらいの丈です」と説明すれば、ある程度の長さが伝わり「高身長の私でも十分な長さがありそうだな」といったように購入へと繋げることができます。
また、ユーザーに何を質問されても答えられるように「色展開」や「販売時期」など、すべての情報をまとめておきましょう。
Clubhouse(クラブハウス)×D2Cで成功した企業事例
すでにClubhouse(クラブハウス)を利用し、D2Cを成功させた企業をご紹介します。
- 株式会社ビビッドガーデン
- 株式会社麹王子
この2企業を詳しく見てみましょう。
株式会社ビビッドガーデン
株式会社ビビットガーデンは、「食べチョク」というECサイトを運営しています。
「食べチョク」では、生産者から美味しい「野菜・果物」や「魚類」「お肉」などを直接取り寄せることができます。
Clubhouse(クラブハウス)では「農家漁師の井戸端会議」と題し、生産者さんがスピーカーとして参加をしています。
食材の美味しい食べ方などを教えてくれるため、実際に購入し食べてみたくなること間違いなしの配信となっています。
株式会社麹王子
株式会社麹王子は、「amakouji」というECサイトを運営しています。
こだわり抜いて作られた「食べる美容酵素ジェラート」が販売されています。
Clubhouse(クラブハウス)では、ジェラートを作った経緯や麹王子代表自身の人生などを話しており、「おもしろい話が聞ける」と好評の配信となっています。
また、Clubhouse(クラブハウス)で配信を聞いた人限定にクーポンが発行されいて、ユーザーの購入意欲を引き立てています。
Clubhouse(クラブハウス)をD2Cで活用する方法まとめ
この記事では、「Clubhouse(クラブハウス)でD2Cを活用する方法と販売成功のコツ、実施している企業」について紹介しました。
まだまだリリースされてから日が浅いClubhouse(クラブハウス)ですが、D2Cと掛け合わせることで一つのビジネスを運用できることがわかりました。
気になる方はClubhouse(クラブハウス)を利用して、ビジネスを始めてみてはいかがでしょうか?