この記事を読んでいるあなたは、
- インスタのキャプションを書くメリットとは何か知りたい
- インスタのキャプションの効果的な書き方を知りたい
- 実際にインスタのキャプションを効果的に使ってる企業を知りたい
上記のように考えているかもしれません。
この記事では、そんなあなたに「インスタのキャプションの効果的な書き方や企業の運用事例」をお伝えしていきます。
Instagram(インスタ)のキャプションとは?
Instagramのキャプションの役割やメリットを解説していきます。
キャプションの役割
TwitterやFacebook、TikTokなど様々なSNSがありますが、インスタの特徴はなんといっても画像で伝えることができる点です。
インスタのキャプションは、投稿された画像に文章で説明を加える役割を持っています。
キャプションを活用することで、その画像が撮影された場所や商品や人物などを「文章」で説明することができます。
キャプションを書くメリット
Instagramでキャプションを書くメリットを解説していきます。
画像情報の補足が出来る
キャプションを活用することで、画像情報についての補足を「文章」で説明できます。
画像だけでは読み取れない情報、例えば商品の使用感や購入可能場所などを、ユーザーにむけて「具体的な情報」を発信することができます。
ハッシュタグからの拡散を狙える
Instagramにはハッシュタグ#という機能が備わっています。
ハッシュタグを上手に利用することで、その分野に興味がある人にむけて、爆発的に拡散させることが可能になります。
またハッシュタグを使って、ユーザーを巻き込んでキャンペーンを展開することもできます。
キャプションをうまく活用し、ハッシュタグ#機能を利用することで効果的にInstagramを運用することができます。
Instagram(インスタ)のキャプションの効果的な書き方
Instagramのキャプションの効果的な書き方を解説していきます。
簡潔にわかりやすく書く
キャプションはシンプルに書くことが重要です。
先ほども書きましたが、インスタは「画像」のSNSです。
画像でユーザーの注意をひきつけキャプションで補足する、という使い方が基本になります。
補足情報としては例えば以下のようなものが考えられます。
イベントに関する画像なら
- イベントの開催場所
- イベントの開催日時
- イベントの入場料
商品に関する画像なら
- 商品のポイントをおさえた説明
- 商品の値段
- 商品がおすすめの人
といった、ユーザーに必要な情報を補足していきましょう。
長い文章、複雑なわかりづらい文章は途中で離脱されてしまいます。
そのため、大事なことを簡潔に、箇条書きなどを使ってわかりやすく書くことが大切です。
ハッシュタグを上手に使う
企業がインスタを広告宣伝や企業認知度向上等を狙って使用する場合、ハッシュタグは非常に重要な機能になります。
文章の最後に、ターゲットとするユーザーを狙ってハッシュタグをつけ、拡散を狙いましょう。
また拡散効果だけではなく、文中にハッシュタグをさりげなく入れ込むのも効果的です。
文章最後にまとまって書き込まれたハッシュタグは、まず読まれることがありません。
しかし、文中に入れ込まれたハッシュタグは、そこの部分だけ青色になるので目を引きます。
ユーザーへのハッシュタグを使ったキャンペーン喚起としても有効です。
以下の投稿は、文中にハッシュタグを入れ込んだ例になります。
文末のハッシュタグは読まれることがありませんが、文中ならユーザーの注意をひきつけることができます。
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ただし、注意も必要です。
ハッシュタグの文中での入れすぎはNGです。
ハッシュタグの塊のようにみえ結局読んでもらえなくなるため、文中入れ込みの効果がなくなってしまいます。
統一感をもたせる
インスタは広告宣伝や新規顧客獲得といった効果以外にも、認知度向上・ブランディング効果もあります。
認知度向上・ブランディング効果を狙うのであれば、投稿する画像やキャプチャの書き方にも統一感をもたせて、ユーザー側がもつ企業や商品、サービスへの印象がぼやけないようにしましょう。
例えば東京電力グループのTEPCOのインスタの写真は、人物は基本的にでてこず、すべて自社機材などが風景に溶け込んだ、フォトジェニックなものだけになっています。
そしてそれに添えられるキャプションは、その写真に写っている自社機材などの果たす役割や社会への貢献についての簡潔な説明のみです。
写真の質や説明が常に一定なので、TEPCOのイメージがぼやけることなく、「自然環境に配慮のある、洗練された最先端の企業」であると、ユーザーへ印象付けることに成功しています。
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文章の書き方にルールを設ける
企業がインスタを利用する場合、複数の人が投稿することも珍しくありません。
複数人で運用する場合は、人によって文章の書き方が違ってしまわないように文章の書き方にルールを設けておきましょう。
- 使う絵文字や絵文字を使う頻度
- 文末を「ですます調にする」
- 3行~5行ごとに空白行をいれる
などをルール化することで、中の人が変わった場合でもキャプションに統一感をもたせることができます。
ちなみにインスタでは通常空白行をいれることはできません。
外部アプリを使用することにより、空白行を追加できるようになります。
「改行くん」というアプリは使い勝手がよいのでおすすめです。
インスタのキャプションの注意点
Instagramのキャプションを利用する際の注意点をお伝えしていきます。
ハッシュタグの上限は30個まで
インスタのハッシュタグの上限は30個となっています。
拡散を狙い、文末に20個~30個のハッシュタグをいれる企業が多いです。
ただ、ハッシュタグを入れすぎてキャプションの印象がごちゃごちゃしているように感じるのであれば、投稿のコメント欄にハッシュタグをいれることをおすすめします。
それも投稿内のキャプションにいれたハッシュタグと同じように機能します。
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文字数の上限は2200文字まで
インスタキャプションの文字数上限は2200文字となっています。
文字数限界まで書いたところで、それを全て読んでくれる人はあまりいないことが予想されます。
上の「効果的な書き方」でも書きましたが、インスタのキャプションは「簡潔にわかりやすく」まとめるようにしてください。
キャプション内にURLを貼っても飛べない
インスタのキャプション内にURLを貼ってクリックしても、リンク先に飛ぶことはできません。
また、インスタのキャプションはコピーできない仕様になっているため、URLをユーザーがコピーして別ブラウザで飛んでもらうということもできません。
URLはプロフィール欄に1つしか貼り付けることができないため、注意が必要です。
それでもインスタに複数のリンクを貼りたいと言った場合は、次の記事で方法を解説しているため参考にしてみてください。
インスタのキャプションを効果的に運用している企業事例
さてここからは、インスタのキャプションを効果的に運用している企業を紹介していきます。
IBM
コンピューター関連製品のIBMは、インスタのネックである「キャプションにあるURLをはってもリンク先にとべない」という仕様を、Linkin.bioを活用することにより、ユーザーが自社アカウントから離れることなく、網羅的に製品やサービスを紹介することに成功しています。
キャプションからプロフィール欄へ誘導、プロフィール欄のリンクをLinkin.bioにし、インスタのランディングページへ誘導、ユーザーが同一プラットフォーム(この場合はインスタ)で自社の情報を得られるように工夫しています。
出典:https://www.instagram.com/ibm/
HIS
HISはキャプションの使い方とハッシュタグの設定がとても秀逸です。
例えば#アジサイ旅のセカイ2021というハッシュタグで、ユーザーからの写真を募集。
ユーザーがとったフォトジェニックな写真を紹介することで、コンスタントに多くの質の良い写真を投稿し続けることができます。
またHISアカウントに紹介された写真は、写真を撮影したユーザーのアカウントがキャプションに添えられているので、ユーザーもフォロワーの増加が見込めるというメリットもあります。
キャプションとハッシュタグをうまく使い、ユーザーを巻き込んで効率的に運営しているアカウントです。
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ハーゲンダッツジャパン
ハーゲンダッツジャパンは、各SNSごとの特徴をうまく使い、ターゲットや目的を明確にし成功している企業の代表例です。
ハーゲンダッツジャパンのTwitterとインスタをみてみましょう。
拡散力のあるTwitterではキャンペーン情報を、そしてインスタではおしゃれで少し可愛らしい印象のある写真を載せブランドイメージ向上に成功しています。
それぞれのSNSごとの特徴により、キャプションの書き方が全く違うのがわかりますね。
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インスタのキャプションの運用方法や事例まとめ
2019年にインスタの利用者は3100万人を超え、すでにビジネスでも無くてはならないものになりました。
多くの企業がインスタをビジネスで戦略的に利用する中、他企業と差別化するにはインスタの運用を工夫していく必要があります。
キャプションはその差別化の方法の1つです。
ハッシュタグの使い方などを工夫して、インスタを効果的に戦略的に使っていきましょう。