- Instagram(インスタグラム) 宣伝って何?
- Instagram(インスタグラム) 宣伝を使うメリットは?
- Instagram(インスタグラム) 宣伝のやり方が知りたい!
今回の記事では上記のような疑問をお持ちの方に向けて参考となる情報を解説していきます。
SNSを活用した企業マーケティングが盛んに行われている中、画像や動画を中心としたSNSで視覚的な訴求力の強いInstagram(インスタグラム)は幅広い業種がツールとして活用しています。
そんなInstagramには「投稿の宣伝」という機能があり、過去の自社の投稿を使って宣伝を行うことができます。
では、そんなInstagram(インスタグラム) 宣伝にはどのようなメリット・デメリットがあるのか、やり方や事例なども含めて詳しくみていきましょう。
Instagram(インスタグラム) 宣伝とは?
Instagram(インスタグラム) 宣伝は、Instagram内にある「投稿の宣伝」を用いて、自社の過去の投稿を広告として出稿できる機能です。
通常であれば、広告素材を制作してInstagram広告として出稿するのですが、Instagram(インスタグラム) 宣伝であれば過去の投稿を広告素材として活用するので新たに制作する必要がありません。
過去の投稿に紐つけられた分析データもチェックできるので、反響の大きかった投稿を広告として活用するといった使い方も可能です。
Instagram(インスタグラム) 宣伝を使うメリット
Instagram(インスタグラム) 宣伝のメリットとしては以下の4点が挙げられます。
- 広告素材を改めて制作するコストが省ける
- 費用対効果が高い
- Instagram内でユーザーの各種アクションを完結させられる
- 自社の商品・サービスのターゲット層にアプローチできる
それでは、1つずつ詳しく見ていきましょう。
広告素材を改めて制作するコストが省ける
Instagram(インスタグラム) 宣伝では、過去の投稿をそのまま広告として活用するため、新たに広告素材を制作する必要がありません。
広告用にモデルを起用する必要もありませんし、デザイナーやクリエイターにかかるコストも不要です。
広告制作費がかからないため、その分浮いたお金を広告出稿費に回せば、より大きな宣伝効果が得られるでしょう。
費用対効果が高い
自社の投稿の中から反響の大きかった投稿を広告として選ぶことができるため、より大きな効果が期待できます。
その上、広告制作費がかからないため、低コストで高い効果が望める費用対効果の高い宣伝方法と言えるでしょう。
また、ユーザーにとってポジティブな反響が大きかった投稿を広告として使えば、購買などといったコンバージョンの獲得にもつながりやすいと言われています。
Instagram内でユーザーの各種アクションを完結させられる
宣伝の投稿を使うことで、広告内に自社のウェブサイトURLを記載したり「購入」や「予約」といったアクションボタンを設置することができます。
そのため、広告を見て興味を持ったユーザーは、広告内に記載されている内容から「アクセス」や「購入」「登録」といったアクションを起こすことができます。
「広告」→「アクション」を1つの画面にまとめることで移行ハードルを下げることができるので、より着実なコンバージョンの獲得が期待できるでしょう。
自社の商品・サービスのターゲット層にアプローチできる
Instagram(インスタグラム) 宣伝を使う際は、ターゲットとなるオーディエンスを細かく設定することができます。
地域や興味・関心、年齢、性別を自由に設定した上で、該当するユーザーに向けて広告を流すことができるので、自社のターゲット層に効果的なアプローチが行えます。
Instagram(インスタグラム) 宣伝を使うデメリット・注意点
Instagram(インスタグラム) 宣伝を使う際の注意点やデメリットとしては以下の3点があります。
- 宣伝機能の利用には費用がかかる
- Facebookアカウントとのリンクが必要
- 広告色を出しすぎないようにする
このようなポイントに注意してInstagram(インスタグラム) 宣伝を使ってみましょう。
宣伝機能の利用には費用がかかる
Instagram(インスタグラム) 宣伝では、広告制作費はかからないものの「投稿の宣伝」を利用する上での費用はかかります。
費用が全くかからないわけではないので注意が必要です。ただし、Instagram(インスタグラム) 宣伝の費用は安いもので数百円から始められるので、簡単に始められる気軽さはあります。
Facebookアカウントとのリンクが必要
Instagram(インスタグラム) 宣伝を始めるには、InstagramとFacebookのアカウントを連携しなければなりません。
そのため、事前にFacebookのアカウントを開設する必要があるので忘れずにやっておきましょう。
広告色を出しすぎないようにする
過去の投稿を活用して宣伝を行うのですが、ユーザーにとっては通常の投稿に近い形で見ることになるので、あまりに広告色を出しすぎると嫌われてしまう可能性があります。
過去に反響の大きかった投稿を選んだ上で、あまり宣伝の色が濃すぎないような形で運用してみましょう。
Instagram(インスタグラム) 宣伝をするやり方
Instagram(インスタグラム) 宣伝を始める手順について解説していきます。
1つ1つの手順を丁寧に説明していくので、ぜひ参考にしてみてください。
ビジネスアカウントを作成する
まずはInstagram内でビジネスアカウントを作成する必要があります。
操作としては通常アカウントからビジネスアカウントへの切り替え設定を行うだけです。
以下の手順で操作をしてください。
- プロフィール画面右上のメニューをタップ
- 「設定」→「アカウント」→「プロアカウントに切り替える」をタップ
- 「ビジネス」をタップ
- Facebookアカウントと連携する
ビジネスアカウントを設定すると、投稿の宣伝が使えるだけでなく、投稿やフォロアーの分析やショッピング機能なども使えるようになります。
宣伝の設定を行う
次に、プロフィール画面内に表示される「広告」というボタンをタップして、投稿の宣伝機能を使っていきます。
「トップ投稿を宣伝」の下にある「投稿を選択」をタップすると、過去の投稿が表示されるので広告として使うものを選んでください。
広告に使う投稿が選んだら、目的の「誘導先」を決めていきます。
例えば、ウェブサイトやDM、プロフィールページなどが挙げられるので、広告の目的に合わせて選んでください。
ウェブサイトを選ぶとURLとアクションボタン(購入や登録など)の設定を行ってください。
ターゲット層・予算・掲載期間を決める
広告の仕様が出来上がったら最後にどんなターゲットに広告を流すのかなどを決めていきます。
「地域」や「興味・関心」「年齢」「性別」といった項目から自社の商品・サービスに合うターゲット層を設定してください。
そして、広告を出稿する予算と掲載期間を設定し、「広告を作成」すれば完了です。
Instagram側で審査が行われ問題がなければ、広告として出稿されます。
Instagram(インスタグラム) 宣伝の代表的な事例を紹介
ここでは、Instagram(インスタグラム) 宣伝の代表的な事例を紹介していきます。
どのような企業が活用しているのか詳しく見ていきましょう。
スターバックス
スターバックスは、飲食店の中でも特にInstagramのフォロアーが多いアカウントとしても知られています。
自社商品や季節のメニューなどをInstagramらしいおしゃれなレイアウトで投稿し、積極的に宣伝を行うことでフォロアーを飽きさせない仕掛けを作り上げ、効果的な集客につなげています。
voguejapan
voguejapanは、ファッション雑誌の中でもInstagramで大勢のフォロアーを獲得しているアカウントです。
実際の雑誌に掲載されているおしゃれで洗練された写真を投稿に使っているので、デザイン性や創造性において高い人気を誇っています。
目を引く投稿を継続することで興味を持った人に雑誌を購入してもらういうマーケティング活動を中心に行っています。
jambonailsmisa
jambonailsmisaは、ネイルサロンが運営しているInstagramアカウントです。
新しいネイルデザインや価格などを細かく記載しているため、初めてのお客さんにも来店ハードルを下げることができていますし、Instagram内の画像を参考にオーダーをする人もいるようです。
Instagram(インスタグラム) 宣伝とは?やり方や効果、事例などをご紹介:まとめ
Instagram(インスタグラム) 宣伝のメリット・デメリット、やり方、事例について解説していきました。
企業として継続的にInstagramアカウントを運営して、フォロアーの獲得に成功しているのであれば、Instagram(インスタグラム) 宣伝を活用して、より効果的なコンバージョンの獲得を目指してみるのがおすすめです。
過去のバズった投稿を選んで出稿するだけで、制作コストがかからず費用対効果が高いので、ぜひ活用してみてください!