- ランドセルを選ぶポイントって何?
- ランドセルっていつ買えばいいの?
- ランドセルの人気ブランドが知りたい!
今回の記事はこのような疑問を持たれている方に向けて、参考となる情報を解説していきます。
小学校への入学を控える子を持つ親が必ずと言っていいほど悩む「ランドセル選び」。
6年間の小学校生活で使わせるものでもあるため、より良いものを買ってあげたいと思いますよね。
しかし、ランドセル自体、購入する機会が極めて低いので、何を選べばいいかわからないという人も多いはずです。
そこで今回はランドセルのタイプや選び方、購入時期を解説していき、おすすめの人気ブランドを紹介していきます。
入学式を控えたお子さんのランドセル選びの参考にしてみてください。
ランドセルにはどんなタイプがある?
ランドセルは主に以下の4つのタイプに分けることができます。
- 百貨店系
- 大手メーカー系ブランド
- 工房系ブランド
- ノンブランド
それぞれどのような特徴があるのか詳しく見ていきましょう。
百貨店系
百貨店系は、デパートなどの店舗で販売されているランドセルです。
三越伊勢丹や高島屋といった百貨店がメーカーから仕入れたランドセルが販売されているので、ラインナップも豊富です。
特定のメーカーやブランドに絞って探すのではなく、いろいろと見比べてから子供にぴったりな物を選びたい人におすすめです。
大手メーカー系ブランド
大手メーカー系ブランドは、ランドセルを専門に扱っているメーカーによって製造されたランドセルとなります。
専門のメーカーが作っているだけあって、最新の機能が搭載されており、より子供にとって快適で使いやすいモデルが多くなっています。
大手メーカーなのでモデルのラインナップ数も豊富ですし、在庫も多いので購入を急ぐ必要もありません。
工房系ブランド
工房系ブランドは、職人の手作りにこだわっているブランドで、流行などを取り入れたおしゃれなデザイン性にメリットがあります。
カラーバリエーションやデザインが豊富で、個性的なランドセルが多いです。
ランドセルはどれも同じでつまらないと思っている方は、ぜひ工房系ブランドのランドセルを選んでみてください。
ノンブランド
ノンブランド系は1〜2万円といった格安で購入できるランドセルが多くラインナップされています。
価格の安さは非常に魅力的ですが、その分耐久性や保証サービスなどが不十分で、トラブルが起きた際の対処が難しくなるでしょう。
安さを求めるのであれば、ノンブランド品を購入するよりも、しっかりしたブランドのアウトレット品を選ぶのがおすすめです。
ランドセルを選ぶポイント
次に、ランドセルを選ぶときのポイントを解説していきます。
主なポイントは以下の7点です。
- デザイン
- 素材
- 容量
- 重量
- 半カブセor全カブセ
- 背当て
- 保証の有無
項目が非常に多いですが、長く使う物なので基準を明確にして、後悔のない選択をしなければなりません。
では、それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
デザイン
ランドセルは赤と黒の同じようなデザインばかりというイメージが強いですが、最近ではさまざまなデザインがラインナップされています。
同じ色でも見え方が全然異なりますし、柄などで個性的なデザインに仕立て上げられているものもあります。
当然ながら子供が気に入ったデザインを選ぶというのも重要ですが、それでも高学年になるに従って好みも変化していきます。
子供っぽいデザインを選んでしまうと、成長した際に恥ずかしいと感じるケースも考えられます。
素材
ランドセルに使われている素材によっても、さまざまな違いがあります。
主な素材としては以下の3つです。
- 馬革
- 牛革
- 人工皮革
最も高級なのは馬革で、質感も良く、丈夫なのですが値段は高くなります。
人工皮革は比較的値段が安く、耐水性に優れるのですが、高級感や丈夫さに劣ります。
それぞれの予算に応じて、ランドセルの素材を選んでみてください。
容量
ランドセルによっても容量が異なるので、選ぶ際にはチェックが必要です。
特に重要なのが「A4ファイルが入るかどうか」で、ランドセルによっては入らないケースもあります。
大きな荷物が入らないと補助カバンを持つ必要があるので、学校で使用する道具などに合わせて、ランドセルのサイズを選んでみてください。
重量
当然ながらランドセル自体の重量が軽い方が、背負った際の負担は軽減できます。
もちろんランドセル全体の設計も重要で、体感の重量も気にする必要があります。
子供にとってより背負いやすいランドセルを選びたい方は、全体の重量と実際に背負ってみたときの感じを確かめてみてください。
半カブセor全カブセ
ランドセルには「半カブセ」と「全カブセ」の2つのデザインがあります。
半カブセはデザイン自体が非常におしゃれで人気も高いのですが、容量が少ないものが多く、その他利便性に問題が出てくることが多いです。
無難に使いやすい物を選ぶのであれば「全カブセ」のランドセルを選んでください。
背当て
ランドセルを背負った時に背中に当たる部分についてもチェックしてみましょう。
最近のモデルでは背当てに通気性を持たせることで、長く背負っても快適にしてくれるようなものもあります。
特に夏場などランドセルを背負うと、背中が汗でびちゃびちゃになってしまうので、より快適性に優れた背当てを使っているランドセルを選びましょう。
保証の有無
ランドセルは基本的に小学校の6年間使用するものです。
しかし、小学生は結構ランドセルを乱暴に扱うため、壊したり、破れたりしてしまうことがよくあります。
そういった際の修理などに対応してくれる保証サービスが付いていると非常に便利です。
保証がないと買い替えが必要になってくるので、購入前に保証の有無をチェックしてください。
ランドセルの購入時期は?
ランドセルの購入で迷うのが「いつまでに決めればいいの?」という点です。
直前に選んでしまうと欲しいブランドやモデルが売り切れて、選択肢の幅が狭くなる可能性も考えられます。
ランドセルの購入時期はいつぐらいがいいのでしょうか。
一般的には「入学式前年の5〜7月」にかけてが最も多いと言われています。
前の年の上半期にはランドセルを決めてしまうという人も多くいるようです。
ただ、「絶対にコレ!」と決めているモデルがある人は、それよりも前に予約をするのがいいかもしれません。
おすすめのランドセルブランド7選を紹介
ここからはおすすめのランドセルブランドを紹介していきます。
人気の高いランドセルブランドばかりなので、ぜひ購入の参考にしてみてください。
今回ご紹介するのは以下の7つです。
- セイバン
- フィットちゃん
- カバンのフジタ
- モギカバン
- 鞄工房山本
- 池田屋
- RILICO
では、それぞれの特徴などを詳しく見ていきましょう。
セイバン
セイバンは、ランドセルの大手2大ブランドの1つで、テレビCMなどでもお馴染みです。
定番モデルの「天使の羽」は、軽やかな背負い心地が魅力で、小学校の6年間使い続けられるシンプルなデザインながらも高級感がある見栄えとなっています。
定番かつ高品質なブランドをお探しの方におすすめです。
フィットちゃん
フィットちゃんは、セイバンと並ぶ大手ブランドの1つで、優れた機能性とコスパが魅力となっています。
背負いやすさや丈夫さに関する機能性が高く、豊富なデザインや幅広い価格帯がラインナップされているので、予算に合わせたチョイスが可能です。
大手ブランドのランドセルから選ぶのであれば「セイバン」か「フィットちゃん」で検討してみてください。
カバンのフジタ
カバンのフジタは、工房系ブランドの1つで、流行を取り入れながらもシンプルなデザイン性が魅力となっています。
背負いやすさにこだわりを持っており、軽くて使いやすいランドセルが多く、夜道でも視認性の高い「光るランドセル」など、特徴的なモデルもラインナップしています。
モギカバン
モギカバンは、1929年創業の老舗ランドセルブランドです。伝統的な風合いを大切にしながら、上質の素材、丁寧な仕立て、使いやすい機能性が魅力となっています。
普通のランドセルとは異なる高級感や質の高さが魅力なのですが、子供が使っても安心な耐久性と手頃な価格帯でラインナップされています。
鞄工房山本
鞄工房山本は、かぶせや本体に牛革を使用することで、統一感のあるデザインを演出し、職人の手作業による丁寧なディティールが魅力の工房系ブランドです。
クラシックなスタイルながらも、細かいデザインがおしゃれな雰囲気を出しているので、高学年の子供でも使いやすいランドセルが多いです。
池田屋
池田屋は、牛革の美しいツヤと人工皮革の軽やかさの良いところを織り交ぜたランドセルをラインナップしています。
特注素材を用いるこだわりの高さや、負担のかかりやすい肩ベルトに牛革を使用し、耐久性と快適性を出すなど細部の機能性の高さが魅力です。
RILICO
RILICOは、定番のデザインとは異なる個性的なランドセルを多数ラインナップしています。
ファンシーなものやアンティーク調など、おしゃれなデザインのランドセルがとにかく豊富で、機能性にも優れています。
人とは被らない個性的なランドセルを使わせたい方におすすめです。
おすすめの人気ランドセルまとめ
ランドセルの選び方や購入時期、おすすめブランドについて解説していきました。
小学校入学を控える子を持つ親としては、後悔のないランドセルを選んであげたいですよね。
選ぶポイントやブランドなどを把握して、子供に合ったランドセルを購入してみてください。