この記事を読んでいるあなたは、
- SNSとSEOの関係性がわからない
- SEO対策になるSNS運用のポイントは?
- 効果的なSNSにはどんなものがあるの?
上記のように考えているかもしれません。
この記事では、そんなあなたに「SNSとSEOの関係性や運用方法、効果的なSNSの種類」をお伝えしていきます。
SNSはSEOに影響を与えるのか?
マーケティングの重要課題に挙げられるGoogleやYahoo!等の検索エンジンで自社サイトを上位表示させるためにはSEO対策が重要となります。
そして最も有効性の高いSEO対策は「被リンク」を増やすことです。
被リンクとは自社サイト(通称:オウンドメディア)が第三者のメディアで外部リンクとして紹介されることを意味しており、以下のような効果があります。
- 検索エンジン内部の評価が高まり、上位表示の優先度が上がる
- リンクからジャンプしたユーザーによってPVも増加する
そして、現在多くの方にとってなくてはならないツールのSNSは被リンクを増やすチャンスに繋がる可能性が高く、運用次第で高いSEO効果を発揮します。
SNSとSEOの具体的な関係性
次はSNSとSEOの関係性を具体的に見ていきましょう。
効果を高めるには関係性を正しく認識して、どのような流れがSEO対策になるのかを理解する必要があります。
SNSの投稿やいいねが直接的なSEO対策になるわけではない
ほとんどのSNSには投稿やいいね機能が搭載されていますが、どれだけフォロワーや閲覧者が増えてもそれ自体が直接的なSEO対策になるわけではありません。
根本的に別のソースであり、異なるメディアであるため、SNSのアクセス数=ウェブサイトのPV数にはなり得ないからです。
これは初歩的ですが、SNSをSEO対策に繋げる重要な考え方となるため、しっかり覚えるようにしましょう。
SNSからウェブサイトへの流入が間接的に影響を与える
先ほど解説した通り、SNSのアクセス数がSEOに直接関係しているわけではありませんが、SNSからウェブサイトへユーザーを誘導することでSEO効果を高めることが可能です。
これは自身が発信するSNSのコンテンツにしっかりと導線を作ることが重要であり、魅力的なコンテンツであるほど流入するユーザーの量と質が向上します。
SEO対策に効果的なSNS活用方法
SEO対策に効果的なSNS活用方法を解説していきます。
10代から30代の多くが利用しているInstagramは、トレンドの検索ツールとしての役割を持つほどに高い需要を持っています。
そして自身がPRしたいものを写真や動画を使って紹介することでイメージを定着しやすくし、同世代間で拡散してもらうことでウェブサイトへの流入効果が見込めます。
インスタのSEO対策には以下を意識すると更に効果的です。
- ハッシュタグやジオタグを使ってフォロワー以外の検索流入を獲得する。
- 多くのアクセスを獲得して人気投稿に表示させる
- ユーザー名は検索ヒットしやすいワードを入れる
この他にもキャプションやインスタ広告の利用など幅広い活用方法があります。
SNSの中でも拡散の早さはトップを誇るTwitterも、SEO対策に繋がる有効なツールです。
話題性のあるコンテンツを発信すれば短時間でトレンド化し、大きな流入効果が期待できます。
特に利用したいのはTwitterのプロモーション機能で、以下の3種類があります。
- プロモトレンド
- プロモツイート
- プロモアカウント
これらはターゲティングした対象フォロー関係になくても通常のツイート、あるいはトレンドのように表示される機能です。
その他にもハッシュタグや検索ワードの選定はInstagramと同じ考え方で応用できるので、相性も良いといえるでしょう。
YouTube
世界中の人々が利用する動画投稿プラットフォームであるYouTubeは、PR効果の高さから広告媒体としても強力なツールとして利用されています。
もちろんSEOにも効果的で、自身のウェブサイトに関連したジャンル、あるいはダイレクトなPR動画をリリースすることで視聴者が訪問する導線を作ることができ、動画の特性を活かしてより鮮明に、明確なイメージを訴求することが可能です。
良質なコンテンツを意識すればサジェスト機能によって更に拡散されていきますので、軌道に乗れば必然的にSEO効果は出てくるでしょう。
TikTok
動画共有アプリとして若年層が利用しているTikTokは、あらかじめ音楽やフィルター等の加工ツールが揃っており、同じく動画コンテンツを配信するYouTubeよりもよりシンプルに利用することが可能です。
そして2020年3月からはウェブサイトのURLも設定することができるようになったので、話題性やトレンドを意識したショートムービーを作成することで、導線の入り口としても高い効果を発揮するでしょう。
また、TikTokは商品やサービスに興味を持った視聴者がダイレクトに流入してくるリード広告も魅力の1つで、視聴者がフォームに氏名、アドレス等の情報を打ち込むことでより詳細な情報を受け取ることができるサービスとなっています。
SEO対策に繋がるSNS活用のコツ
ここからは、SEO対策に繋がるSNS活用のコツを解説していきます。
要点を押さえれば効果は大きく高まるので、是非実践して下さい。
シェアしたくなるようなコンテンツを意識する
SNSのメリットは高い拡散性ともいえますので、ユーザーが知人や友人にシェアしたくなるようなコンテンツを意識することが大切です。
そしてそれは動画やツイートのURLである必要はなく、社名や商品名等が拡散されるだけでも十分に効果はあります。
フォロワー数の多いユーザー(インフルエンサー)にアプローチする
各SNSには、フォロワー数が多く絶大な人気を集めるインフルエンサーという存在がいます。
そしてそういった方をフォローする、あるいはコメントを送る等して積極的にアプローチすれば自然とユーザーの目に留まる確率は高まり、ウェブサイトへの流入も比例して増加することが見込めます。
拡散させたいページにソーシャルボタンを設置する
この方法はこれまでと反対の流れとなりますが、自身が拡散させたいウェブサイトのページにSNSへの導線となるソーシャルボタンを設置しましょう。
主な種類は以下の3つとなり、ユーザーが押下することでダイレクトにマーケットへ拡散されていきます。
- Facebook:シェアボタン
- Twitter:ツイートボタン
- LINE:シェアボタン
これらはユーザーの興味がそのまま投稿、あるいは共有という形で反映され、その後に他のコンテンツに対する注目度も高まる効果があります。
SNSとSEOの関係まとめ
今回は「SNSとSEOの関係性や運用方法、効果的なSNSの種類」について解説しました。
SNSのアクセスが直接SEO対策になることはありませんが、SNSをウェブサイトへの導線にすることで間接的な効果がでます。
そして良質なコンテンツを発信すればアクセス数も大きく伸びますので、それぞれの機能を活かして検索上位を狙いましょう。