この記事を読んでいるあなたは、
- SNSの認証バッジのメリットがわからない
- 認証バッジの申請方法を知りたい
- 取得するための条件を知りたい
上記のように考えているかもしれません。
今回はそんなあなたに「SNSの認証バッジのメリットや取得条件、申請方法」について解説していきます。
SNSの認証バッジとは
SNSの認証バッジとは、所定の条件をクリアしたSNSアカウントに付与されるものであり、著名人や企業、あるいは有名ブランドの公式アカウントの証明になるものです。
したがって、認証バッジがついているアカウントはTwitterやInstagramが本人、あるいは本物と認めたアカウントであるため、多くのユーザーにとって情報の信憑性を担保するような役割を持っています
認証バッジの具体例
見分ける方法は簡単であり、たとえばTwitterやInstagramのアカウント名の隣に、青い歯車の中にチェックが入っているマークが認証バッジにあたります。
また、この認証バッジがあるのは芸能人や大企業に限ったことでなく、条件を満たした一般企業にも付与されています。
SNSで認証バッジを取得するメリット
ここからは、認証バッジを取得するメリットについて見ていきましょう。
SNSを運用する上では重要なポイントとなりますので、是非参考にして下さい。
なりすましを防げる
SNSでは有名人の名前や画像を利用して注目を集めようとする「なりすましアカウント」が度々散見されており、ネガティブイメージの拡散や炎上の原因として問題になっています。
一方、認証バッジを持っていればこういった被害を防止することができ、フォロワーにとっても間違ったアカウントを見分けることに繋がるのです。
SNSの検索で上位表示されやすい
ユーザーがSNS内で検索する際、認証バッジがついているアカウントが優先的に上位表示されるようになります。
したがって必然的にユーザーからのアクセス数が集まることになり、フォロワー獲得と認知度の向上に繋がりやすくなるメリットが見込めるでしょう。
フォローされやすくなる
認証バッジを取得するには諸条件を満たす必要があることから、アカウントの信頼性に繋がりフォローされやすくなるメリットもあります。
加えて情報の専門性や魅力的なコンテンツを発信していれば更に拡散されますので、相乗効果でよりフォロワー数が伸びることも期待できるでしょう。
認証バッジを取得する条件【SNS別】
ここからは、各SNSにおける認証バッジの取得条件を見ていきましょう。
自身が運用しているSNSがある場合は是非参考にして下さい。
- アカウントが本物であること
- 一定以上の知名度がある
- アカウントの独自性
- 自己紹介・プロフィール画像・1つ以上の投稿
これらはInstagramで公示されている条件となりますが、各条件の詳細は運営側の独自判断によるものとなっています。
したがって、一定以上の知名度やアカウントの独自性に関しては明確に定義づけしずらい部分がありますので、ある程度のフォロワーを獲得していて、他人のコンテンツをシェアしただけのものではない等の基準を自身で目安にすると良いでしょう。
TikTok
TikTokで認証バッジを取得する場合は、
- 人気がある
- 影響力が高い
この2点を運営側から審査されることになります。
こちらも詳細は公示されていないため、質の高いコンテンツを継続的に発進し続ける必要があるでしょう。
Twitterで認証バッジを取得するには、以下のカテゴリのいずれかに該当している必要があります。
- 政府機関
- 企業・組織・ブランド
- 活動家・主催者・その他有識者
- エンターテイメント
- ニュースメディア・ジャーナリスト
- スポーツ・ゲーム
そしてこれらのカテゴリ毎に細分化された条件が設定されていますので、詳細はTwitterの認証ポリシーで自身に当てはまるものを参照するようにしましょう。
ちなみに一定以上の認知度や自己紹介等の項目を満たしている部分は他のSNSと共通していますので、注意して運用して下さい。
SNS別の認証バッジ申請方法
ここからは、各SNSの認証バッジを申請する方法を解説していきます。
現在検討している方は是非参考にして申請してみましょう。
一方、SNSによっては現在受け付けていない場合もありますので、その点には注意が必要です。
Instagramにおける申請手順は以下の通りです。
1.アプリから企業アカウントにログイン
2.プロフィールページを表示
3.右上にあるメニューを開いて設定をタップする
4.アカウントを選択して「認証をリクエスト」をタップ
5.企業名(氏名)を入力する
6.指示に従って書類を提出する
この通りさほど難しい作業ではありませんので、条件を満たしている見込みがあれば積極的に申請してみましょう。
また、提出書類の中には事業者を示す約款や納税申告書も求められますので、あらかじめリサーチして詳細を確認しておくことも注意が必要です。
TikTok
続いてTikTokの申請方法ですが、結論からいえばユーザーから申請することが従来と現状において受け付けていません。
したがって、運営側から認知度や影響力の高い、所謂インフルエンサーと認められるのを待たなければならず、継続的にコンテンツを発信していくことが重要となります。
現在Twitterでは認証バッジの申請を保留にしており、今後もいつ再開されるかの見通しは立っていません。
したがって、Twitter公式アカウントを定期的にチェックして、それまでに条件を満たすようなアカウントに育てることを意識しましょう。
SNS認証バッジを取得しやすくするコツや方法
ここからは、認証バッジを取得しやすくするおすすめの方法を見ていきましょう。
先ほど解説した条件にアプローチするような内容となっていますので、しっかり押さえて下さい。
話題性のあるコンテンツを発信する
各SNSの共通する条件の中に一定以上の認知度と人気がありますので、常に話題性のあるコンテンツ作りを心掛けて、フォロワーを増やしていくようにして下さい。
一方、話題性を意識し過ぎて本来の自身のカテゴリから逸脱してしまうのは本末転倒となってしまいますので、あくまでも自身が発信したいコンテンツに特化した内容を意識すると良いですね。
オウンドメディアからSNSへの導線を作る
自社HPやブログ等で既に一定以上のPVを獲得している場合は、ソーシャルボタンやURLを設置してSNSへの導線を作るのもおすすめです。
そうすることで、既存の顧客からのフォローも獲得することができますので、認証バッジに必要な「アカウントの認知度=フォロワー、いいね数」を向上させることが可能です。
SNSの認証バッジまとめ
今回は「SNSの認証バッジのメリットや取得条件、申請方法」を解説してきました。
現在のマーケットにおいて、SNSは企業にとっても大変有効な情報発信ツールですので、更に信憑性を担保する方法として認証バッジは効果的な手段の1つといえるでしょう。
一方、各SNSの認証条件はハードルが高く、運営側の裁量判断になっている部分もありますので、良質なコンテンツ発信を普段から心掛けてフォロワーを増やしていくことが重要となります。
したがって、現在認証バッジを検討している方はまず自身のアカウントを充実させることを意識してみるところから始めましょう。