- ソーシャルリスニングって何?
- ソーシャルリスニングの効果や活用方法は?
- ソーシャルリスニングで使えるツールが知りたい!
今回の記事では上記のような疑問を持つ方に向けて参考となる情報を解説していきます。
マーケティングを実施する上で消費者の声を集め、反映させることは非常に大切です。
従来の方法では「アンケート」という形で消費者のニーズを調査していたのですが、近年ではWebサイトやSNSといったネットを活用した調査が主流にもなっています。
その中で「ソーシャルリスニング」という方法論が確立されていきました。
そこで今回はソーシャルリスニングの概要や効果、活用方法、便利なツールについて詳しく解説していきます。
ソーシャルリスニングとは?
ソーシャルリスニングは、TwitterやFacebook、InstagramといったSNSや個人のブログ、掲示板サイト、口コミサイトに掲載されている情報を収集することでマーケティングに活かすというものです。
ここで挙げたWebサイトは全て「消費者によって自発的な情報が発信されている」ものになります。
つまり、消費者のリアルな声を収集し、分析を行うことでより正確なニーズの把握が行うというのが目的になります。
従来の方法では、アンケートを中心に消費者の声を収集していましたが、集められる数に限りがあったり、質問が恣意的で得られる情報が限定的だったり、回答者が意識をするあまり本音が引き出せなかったりといった課題がありました。
ソーシャルリスニングでは、ネット上に発信された個人の正直な声を集めて分析を行なっているので、従来の方法で抱えていた量と質の課題を克服し、マーケティングにおいてもより大きな影響を与えることができます。
ソーシャルリスニングの効果は?
ソーシャルリスニングで得られる効果としては以下の3点が挙げられます。
- ユーザーの本音が得られやすい
- 商品の利用シーンなどより具体的な情報が得られる
- ブランドイメージが把握できる
では、具体的にどのような内容なのか詳しく見ていきましょう。
ユーザーの本音が得られやすい
ソーシャルリスニングは、従来のアンケートやお客さまセンターで得られる声よりも本音に近いリアルなニーズを把握することができます。
ネット上に発信された多種多様な声が分析対象になるため、調査を進めるごとに意外な結果が得られることもあれば、消費者が何を求めているのかがクリアに現れることもあるでしょう。
商品の利用シーンなどより具体的な情報が得られる
SNSや口コミサイトなどを調査していくと、商品やサービスがどのような形で利用されているのか具体的に把握することができます。
商品を利用している人の年齢や性別といった基本的な情報はもちろん、利用シーンや時間帯、そのときの気分なども調査によって明らかにすることができるでしょう。
利用シーンを元に商品やサービスの本来のニーズが明らかになることもありますし、適宜改善を繰り返していけば、より消費者のニーズにマッチしたものを提供することができます。
ブランドイメージが把握できる
SNSでは消費者のリアルな声が発信されているため、企業に対して消費者がどのような印象を抱いているのか調査しやすいという特徴があります。
会社名でSNS上での投稿を検索し、分析すると消費者が抱くブランドイメージが把握できるでしょう。
その上で会社として目指すブランドイメージに差があるなら修正が必要となります。
企業側と消費者側のギャップを埋め、的確なブランディングを行うためにもソーシャルリスニングは役立ちます。
ソーシャルリスニングを行う上でのポイント
ソーシャルリスニングを行う際は以下の2点を重視してください。
- 明確な目的や戦略を定める
- リサーチ対象を適切に見極める
では、一体どのようなことなのか詳しく見ていきましょう。
明確な目的や戦略を定める
ソーシャルリスニングはただ闇雲に行えばいいというわけではなく、マーケティング上の明確な目的の上で実施しなければなりません。
マーケティング戦略を構築した上で、明確な目標やKPIを設定し、これらを実現するための調査としてソーシャルリスニングを実施してください。
そうでなければソーシャルリスニングで得られた結果をマーケティングに活かすことも難しいでしょう。
リサーチ対象を適切に見極める
ソーシャルリスニングでは、どの「情報源」からどういった「方法」で情報を収集するのかというリサーチの方法にデリケートな意識を持たなければなりません。
マーケティング上で把握すべきポイントから、目当ての情報が発信されている情報源の特定、関連性の強い情報の抽出、信頼性などが担保されているかなども検討する必要があるでしょう。
ソーシャルリスニングの目的に応じて適切なリサーチ対象を設定して調査を行ってください。
ソーシャルリスニングの流れ
ソーシャルリスニングの一般的な流れを紹介していきます。
- 「知りたいこと」を特定する
- 分析対象を特定する
- 情報収集を行い分析する
どのような手順でソーシャルリスニングを進めていくのか参考にしてみてください。
「知りたいこと」を特定する
まず最初にソーシャルリスニングを通じて何を知りたいのかを特定しなければなりません。
特定された目的を元に収集すべき情報や分析方法が定まっていきます。
自社のイメージなのか、商品やサービスの感想など、知りたいことが変われば調査対象も異なってきます。
分析対象を特定する
知りたいことを特定したらソーシャルリスニングを通じて分析をするための対象を絞り込んでいきます。
特定の「キーワード」を含む発信を対象にしたり、特定の属性を持つ「アカウント」の発信を対象にしたりなど、さまざまな方向から分析対象を特定してください。
より細かく設定すれば、より正確な情報が抽出できますが、細かすぎると情報が少なすぎて分析が難しくなる可能性があるので注意しましょう。
情報収集を行い分析する
ソーシャルリスニングツールなどを活用して、情報を集めていき傾向を分析していきます。
件数はもちろん、「ポジティブ」「ネガティヴ」といった分類をしてみるといった方法もあります。
定量・定性の両面から分析を行っていきましょう。
ソーシャルリスニングに活用できるツール
ここからはソーシャルリスニングで活用できるツールを紹介していきます。
今回ピックアップしたのは以下の5つです。
- Simply Measured
- buffer
- Social Insight
- Googleトレンド&Yahoo!リアルタイム検索
- Facebookインサイト
それぞれの特徴や主な活用方法なども含めてチェックしてみてください。
Simply Measured
Simply Measuredは、TwitterやFacebook、Youtube、Google+といったメディアでソーシャルリスニングが行えるツールです。
各SNSのファン層の推移やコメント、いいね数など細かく分析できるので、さまざまな角度から調査を行うことができるでしょう。
無料版も用意されているので気軽に利用して使用感などを試してみるのがおすすめです。
buffer
bufferは、さまざまなSNSやネットメディアを通じてソーシャルリスニングが行える分析対象の広いツールです。
例えば、Twitterにおいては日々のツイートの中で最も「いいね」「返信」「クリック」の多い投稿が把握できるなど、ツイートに対するリアクションが調査可能です。
投稿に対する分析機能が充実しているので、企業アカウントを運営している場合に効果的です。
Social Insight
Social Insightは、数多くのSNSでの分析に対応している点に強みを持っているツールです。
自社のSNSアカウントに対して、他のユーザーがどのようなリアクションをしているのか、反応を示しているユーザー層はどうなのかなどの調査が可能です。
また、自社への関心を示すユーザーが他にどのようなものに関心を示しているのかもわかるので、ファン層やブランドイメージの把握などに役立てられるでしょう。
Googleトレンド&Yahoo!リアルタイム検索
Googleトレンドは、検索エンジン上で特定の単語がどれだけ検索されたのかを把握できるツールです。
話題になった単語や人々が興味を示しているトピックが把握できるようになっています。
Yahoo!リアルタイム検索は、SNS上での投稿を検索することができるツールです。
感度分析機能もありユーザーの投稿を「ポジティブ」「ネガティブ」に分類できるので、ユーザーの正直な感想を知ることもできるでしょう。
Facebookインサイト
Facebookインサイトは、Facebookのページから投稿に対するリアクションを分析することができるツールです。
投稿に対して「いいね」「リンク先へのアクセス」などが把握できるので、投稿ごとの効果やファン層のアクティブタイムなどが把握できます。
ソーシャルリスニングとは?概要や活用方法をご紹介:まとめ
ソーシャルリスニングの概要や効果、活用方法について解説していきました。
マーケティング活動において消費者の声は非常に重要な存在と言えるでしょう。
いかに消費者の本音を抽出するかという問題でソーシャルリスニングは効果的な方法なので、ぜひ実践してみてください!