- オンライン面接ツールを使うメリットって何?
- オンライン面接ツールって無料・有料どっちがいいの?
- おすすめのオンライン面接ツールが知りたい
今回の記事では、上記のような疑問に対して参考となる情報を解説していきます。
新型コロナウイルスの影響によって、求職環境も大幅な変化を迎えています。
対面での面接が主流だった今までに対して、最近ではWebツールを使ったオンライン面接が積極的に行われています。
オンライン面接を行うためには専用のツールを導入する必要がありますが、色々ありすぎてどれを選べばいいかわからないと困っているかもしれません。
そこで今回はおすすめのオンライン面接ツール10選を紹介していきます。
オンライン面接ツールを使うメリットや選び方についても詳しく見ていきましょう。
オンライン面接ツールを導入するメリットは?
オンライン面接ツールを導入するメリットは以下の4点です。
- 求職者と早期に接触できる
- 面接内容を記録してフィードバックできる
- ビデオ通話よりもデータ量が小さい
- 交通費や時間などの経費削減に繋がる
従来の対面による面接と比べて、どのようなメリットがあるのか詳しく見ていきましょう。
求職者と早期に接触できる
オンライン面接を導入すると求職者と早期に接触することが可能になります。
従来の選考方法の場合、面接前に求職者が辞退するケースが多くみられており、接触をする機会が制限されていました。
オンライン面接であれば、日程や場所などを問わず面接を開始できるため、求職者が辞退する前に面接を行うことができます。
面接内容を記録してフィードバックできる
オンライン面接ツールには、面接内容を録画する機能が備わっているものも多いため、録画した映像を元にフィードバックを行った面接官を育成することができます。
最近では、人事担当者だけでなく、各職種の社員が面接を行う機会も増えています。
円滑に面接を行うためにはノウハウが必要となりますが、オンライン面接で内容を録画しておけば個別に具体的なフィードバックが行えるでしょう。
ビデオ通話よりもデータ量が小さい
オンライン面接を行うツールとして、Skypeなどのビデオ通話ツールを使うケースも考えられます。
ビデオ通話ツールには無料で使えるものも多いですし、面接以外の用途でも使えるため導入している企業は多いでしょう。
しかし、ビデオ通話ツールでは、消費する通信量が多くなりやすいため、映像が途切れたり、音声にノイズが入ったりするなど円滑に面接を進める上で不向きな点も多いです。
オンライン面接ツールなら消費するデータ量も抑えられますし、求職者側から見てもID・パスワードを入力するだけで面接が開始できるので戸惑いも防げるでしょう。
交通費や時間などの経費削減に繋がる
対面での面接では求職者が会社まで直接行かなければなりません。
移動時間もかかりますし、交通費に関しては会社側が負担するケースも数多くあるでしょう。
オンライン面接であれば、こういった移動時間や交通費といったコストは全く不要です。
利用料金や導入費用はかかりますが、こういったコストを削減できれば十分プラスに転じるでしょう。
オンライン面接ツールの選び方
オンライン面接ツールは以下のポイントで選んでみてください。
- 用途は採用活動のみ or それ以外でも利用する?
- 録画・スケジュール管理・チャットなど各機能の充実度
- 無料サービスと有料サービスどちらが良い?
では、それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
用途は採用活動のみ or それ以外でも利用する?
オンライン面接ツールの用途が「採用活動のみ」なのか「それ以外の用途でも使う」のかを事前に把握する必要があります。
採用活動のみであれば、オンライン面接に特化した機能を備えたツールを選ぶのが適切ですが、Web会議など幅広い用途でも利用するなら、それに応じた機能性が求められます。
録画・スケジュール管理・チャットなど各機能の充実度
オンライン面接で利用する中で各種機能が充実していると採用活動を効率よく行えるでしょう。
録画機能が備わっていれば、面接内容を見返して選考を行えますし、面接官に対するフィードバックも可能です。
スケジュール管理機能やチャット機能があれば、ツール上で求職者の管理も行えるでしょう。
無料サービスと有料サービスどちらが良い?
オンライン面接ができるツールには、ZoomやSkypeといった無料で使えるツールもあれば、利用料金が必要な有料サービスもあります。
基本的にビデオ通話機能があればオンライン面接は可能なので、無料サービスでも対応できるものの、機能性や利便性に制限があるため大規模な採用活動になるほど有料サービスの利点が目立ってくるでしょう。
有料サービスの方が求職者の管理も効率化できますし、無料サービスだと求職者側が使ったことがなくて対応に困ってしまう可能性も考えられます。
【無料】オンライン面接ツール3選
ここからは無料で使えるオンライン面接ツールを3つ紹介していきます。
- Zoom
- Skype
- Googleハングアウト
採用活動以外にも幅広い用途で使えるツールなので、ビジネスシーンでの導入を検討している方にもおすすめです。
Zoom
Zoomは新型コロナを機に知名度が急上昇したビデオ通話ツールで、基本無料で使うことができます。
接続の安定性に定評があり、録画や画面共有といった機能にも対応してます。
ただし、3人以上での同時接続では40分の時間制限が設けられており、それ以上の通話には月額料金は必要です。
Skype
Skypeは、マイクロソフト社が提供するビデオ通話ツールです。
知名度も高く、求職者が利用している確率も高いため、オンライン面接ツールとしても幅広く使えるでしょう。
録画や画面共有にも対応している機能性も魅力的です。
ただし、利用にはアカウント登録やコンタクト申請が必要なので、面接の際に多少の手間がかかるというデメリットもあります。
Googleハングアウト
Googleハングアウトは、Google社が提供する無料のビデオ通話ツールです。
主にWeb会議や打ち合わせで利用される機会が多いツールで、知名度も高いのが特徴です。
Googleアカウントがあれば無料で使えるため、求職者側も困惑することはないでしょう。
URLを通じてミーティングに招待すればオンライン面接が開始できる手間のなさも魅力的です。
【有料】おすすめのオンライン面接ツール7選
ここからは有料で使えるおすすめのオンライン面接ツールを紹介していきます。
今回ピックアップしたのは以下の7つです。
- HARUTAKA
- Calling
- FACEHUB
- BioGraph
- インタビューメーカー
- connectlive
- V-CUBE
それぞれのサービスの料金や機能なども詳しく見ていきましょう。
HARUTAKA
初期費用 | ※要資料請求 | 資料ダウンロード | ◯ |
---|---|---|---|
月額料金 | ※要資料請求 | 通信状況 インジケーター | ー |
録画機能 | ◯ | アプリ対応 | ◯ |
チャット機能 | ◯ | アンケート | ◯ |
画面共有 | ー | メモ | ◯ |
HARUTAKAは、オンラインでの採用活動に特化したツールです。
録画機能を備えており、面接動画をクラウド上に蓄積するので、映像を見返しながら選考を行うこともできます。
採用プロセスをサービス上で管理できるので、スケジュール調整も簡単に行えて採用活動の効率性を高められるでしょう。
Calling
初期費用 | 200,000円 | 資料ダウンロード | ◯ |
---|---|---|---|
月額料金 | 1,500円/ID | 通信状況 インジケーター | ◯ |
録画機能 | ◯ | アプリ対応 | ◯ |
チャット機能 | ◯ | アンケート | ◯ |
画面共有 | ◯ | メモ | ◯ |
Callingは、国産のWeb会議システムで1,500社以上に導入された実績を持っています。
1つのIDに対して月額1,500円がかかる仕組みになっており、時間制限や機能制限は一切ありません。
アプリをインストールする必要もなく、URLで招待すればすぐにオンライン面接が開始できる利便性もあるので、求職者にスムーズに接触することができるでしょう。
FACEHUB
初期費用 | ※要問い合わせ | 資料ダウンロード | ◯ |
---|---|---|---|
月額料金 | 10,000円/ラインセス | 通信状況 インジケーター | ー |
録画機能 | ◯ | アプリ対応 | ◯ |
チャット機能 | ◯ | アンケート | ー |
画面共有 | ◯ | メモ | ◯ |
FACEHUBは、オンライン面接だけでなく、Web会議などにも使えるツールです。
URLを介してビデオ通話に招待する仕組みになっているので、手軽にオンライン面接やWeb会議が始められます。
使いやすいUIも魅力的ですし、各種業務を大幅に効率化することができるでしょう。
BioGraph
初期費用 | 10,000円〜50,000円 | 資料ダウンロード | ー |
---|---|---|---|
月額料金 | 10,000円〜50,000円 | 通信状況 インジケーター | ー |
録画機能 | ◯ | アプリ対応 | ◯ |
チャット機能 | ー | アンケート | ◯ |
画面共有 | ◯ | メモ | ー |
BioGraphは、オンライン面接に特化したツールで、シンプルで使いやすい機能性が特徴となっています。
求職者は利用登録しなくてもオンライン面接に参加できますし。
スマホからの利用にも対応しており、複雑な機能や特殊な操作も不要でスムーズな採用活動を実現することができるでしょう。
インタビューメーカー
初期費用 | 39,800円 | 資料ダウンロード | ◯ |
---|---|---|---|
月額料金 | 29,800円 | 通信状況 インジケーター | ー |
録画機能 | ◯ | アプリ対応 | ◯ |
チャット機能 | ー | アンケート | ー |
画面共有 | ◯ | メモ | ◯ |
インタビューメーカーは、2,700社以上の導入実績のあるオンライン面接に特化したツールです。
PC・スマホを問わずオンライン面接ができる手軽さはもちろん、サービス上で日程調整を自動調整できる機能など便利なポイントが盛り沢山です。
採用プロセスを一元管理できるので、オンライン面接ができるだけでなく、採用活動の大幅な効率化が実現できるでしょう。
connectlive
初期費用 | 0円 | 資料ダウンロード | ◯ |
---|---|---|---|
月額料金 | 1,950円/ID | 通信状況 インジケーター | ー |
録画機能 | ◯ | アプリ対応 | ー |
チャット機能 | ◯ | アンケート | ー |
画面共有 | ◯ | メモ | ー |
connectiveは、費用の安さと使い勝手の良さが魅力のオンライン面接ツールです。
SSL暗号化した通信でオンライン面接やWeb会議を行うため、セキュリティ面も安心ですし、ワンクリックで相手とつながることができるスムーズさもあります。
1対1やグループでの面接にも対応しています。
V-CUBE
初期費用 | ※要問い合わせ | 資料ダウンロード | ー |
---|---|---|---|
月額料金 | ※要問い合わせ | 通信状況 インジケーター | ー |
録画機能 | ◯ | アプリ対応 | ◯ |
チャット機能 | ◯ | アンケート | ◯ |
画面共有 | ◯ | メモ | ー |
V-CUBEは、オンライン面接をはじめ、さまざまな業務の効率化に貢献するツールです。
スマホからのオンライン面接にも対応しており、コストや手間を削減し、効率的な採用活動を実現します。
地方在住の求職者ともスムーズにつながることができるので、より広範囲から適正のある人材を集めることができるでしょう。
オンライン面接ツールおすすめ10選!料金や機能もご紹介:まとめ
オンライン面接ツールのおすすめ10選を紹介していきました。
あらゆる業務や採用活動にオンラインでビデオ通話ができるツールはもはや必須といえる時代になっているので、面接もオンライン化して効率性を高めてみてください。