- Wirecast(ワイヤーキャスト)ってどんなソフトなの?
- Wirecast(ワイヤーキャスト)の設定方法が知りたい
- Wirecast(ワイヤーキャスト)の使い方をマスターしたい
今回の記事はこのような疑問を持った方に向いています。
ライブ配信を行うためのソフトでもある「Wirecast(ワイヤーキャスト)」ですが、無料で使えるソフトと比較して、高画質かつ高機能であることに特徴があります。
映像のクオリティにこだわる方や、本格的なライブ配信を始めてみたい方におすすめです。
今回はWirecastの使い方や設定方法について詳しく解説していきます。
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Wirecast(ワイヤーキャスト)とは?
Wirecastは、telestream社が開発したライブ配信用のソフトウェアです。
プロ並みのクオリティを実現する機能性の高さに加えて、画質の高さに特徴があります。
自宅でのライブ配信から、音楽イベントのストリーミング配信まで、用途を問わず使えるほどのスペックを有しています。
ライブ配信を行うための専用エンコード&送信ツール
ライブ配信を行うためには、撮影した映像コンテンツをストリーミング配信できるフォーマットに変換したり、データを圧縮したりする「エンコード」という工程が必要となります。
映像や音声のフォーマットやフレームレート、ビットレートなどを設定することで、視聴環境に合った映像を配信することができます。
Wirecastのエンコード機能は非常に優れており、視聴者がどこにいても、どの端末で視聴しても制作時の映像と変わらないクオリティでライブ配信が行えます。
エンコードの設定を間違っていたり、スペックが低いと映像の乱れや音飛びなど、動画のクオリティに影響を及ぼしてしまうでしょう。
Wirecastなら視聴者にストレスを与えない最適なエンコードの設定が行えます。
Windows/Mac両方に対応
Wirecastは、Windows・Macの両方に対応しています。
ソフトによっては、「Windowsのみ」「Macのみ」といった制限もありますが、Wirecastならお手持ちのパソコンに関わらず利用することができるでしょう。
Wirecastの料金は?
Wirecastは基本有料のソフトウェアです。
無料版もありますが、そちらでは透かしが入るため、本格的に運用していく場合は有料版を購入する必要があります。
Wirecastには、通常版(Wirecast Studio)とプロ版(Wirecast Pro)の2つがあり、それぞれの価格は以下のようになっています。
- Wirecast Studio:599ドル
- Wirecast Pro:799ドル
通常版でも、60,000円を超える高価なソフトではありますが、より本格的なライブ配信を行う上で充実した機能性を有しているので、価格以上の価値があるでしょう。
ちなみに無料版のライブ配信エンコーダーにはOBS Studioがあります。
いきなり有料版のエンコーダーを利用するのに抵抗のある方はOBSも検討してみてください。
Wirecastよりも少し安い配信エンコーダーにXSplit(エックススプリット)もあります。
ご自身にあった配信エンコーダーを選んでみてください。
Wirecast(ワイヤーキャスト)の設定方法
Wirecastの導入から設定、配信開始までの方法を解説します。
ライブ配信を行う方でWirecastの導入を検討している場合は、こちらを参考にしてみてください。
事前準備
まずは、Wirecastにてユーザーアカウントを作成し、ソフトをダウンロードします。
そして、ライブ配信用の映像を作成し、カメラをパソコンに接続して準備完了です。
以上の手順をまとめるとこのようになります。
- 公式サイトにアクセスする
- ユーザーアカウントを作成し、ソフトをダウンロードする
- ビデオグでライブ配信用動画を作成する
- ライブ配信用カメラをパソコンに接続する
設定方法
事前準備が完了したら、配信を開始するための設定を行います。
以下の手順でチャンネルの作成を行ってください。
- Wirecastを起動する
- Wirecast内の「+」アイコン→「キャプチャデバイス」→「システム機器」の順でクリックする
- 接続したカメラを選択する
- ビデオグから「一覧表示」→「ライブ配信一覧」→「詳細を開く」から情報を確認する
- Wirecastで「配信タブ」→「配信の設定」の順にクリックして配信設定を行う
- 出力先の選択画面から配信先で「RTMPサーバー」を選択する
- 配信設定で「名前」「アドレス(配信情報を参照)」「配信ストリーム名」を設定
- 配信設定内の「⚙」をクリックして映像と音声のエンコード設定を行う
- 「名前をつけて保存」をクリックし、エンコード設定に名前を入力して「OK」をクリック
- 「保存」→「OK」をクリックして設定完了
上記の設定を完了させたら、いよいよ配信開始となります。
配信開始
配信を開始するときは以下の手順で行います。
- プレビュー画面左上での「電波」アイコンをクリックする
- 「電波」アイコンが緑色なったら配信開始
- 停止するときは「配信」タブから「配信の開始/停止」→「すべて停止」or「停止したい帯域」をクリックする
Wirecast(ワイヤーキャスト)のその他の設定を解説
Wirecastを利用する際のその他の設定についても解説します。
細かい調整や必要な機能を使うときなど、参考にしてみてください。
映像サイズや画角比の設定
配信する映像の画角比(アスペクト比)の設定は、以下の手順で行います。
【入力サイズを設定する方法】
- 画面下部のレイヤーから配信で使用するレイヤーを選択する
- システム機器プロパティのDevice Aspect Ratioから、使用するサイズを選択する
【出力サイズを設定する方法】
- 「配信」タブから「キャンパスサイズ」をクリックする
- 使用するサイズを選択する
古いスマホへの配信を行う場合
古いスマホにも配信を行う場合には、互換性の関係上、追加での設定が必要となります。
以下の設定を行うことで、配信の安定性を高めることができますが、画質は少し落ちるので注意してください。
- 配信設定画面の「⚙」をクリックして、エンコード設定画面を開く
- 映像のエンコード設定で画角比「幅640高さ480」、フレーム数「30以下」、キーフレーム「1秒〜2秒」に設定する
複数の帯域で配信する場合
複数の帯域で配信をしたい場合には、以下の設定を追加で行う必要があります。
- 配信設定画面左下の「追加」をクリックする
- 配信設定に別の情報を入力する
配信設定については、先ほど紹介したチャンネル作成の手順と同様となります。
音声が配信されない場合は?
音声が配信されていない場合は、以下の手順で確認を行ってください。
- 画面上部の「配信」タブ→「配信の設定」の順にクリックする
- 「エンコード」の右側にある「⚙」→「詳細を表示」をクリック
- オーディオエンコード(AAC)にチェックマークが入っているか確認する
その後、配信画面を開いた上で、以下の項目を確認してください。
- ビデオとオーディオが別々のレイヤーとなっているか
- スピーカーアイコンで有効になっているか
- 音量レベルメーターが上下しているか
これらの確認を一通り行えば、音声が配信されない問題は解決できます。
Wirecast(ワイヤーキャスト)を使うために準備する機材と環境について
Wirecastを利用する上で必要な機材と推奨される環境について解説します。
機材については以下のものを用意していください。
- パソコン
- ライブカメラ
- マイク
基本的にはこの3つがあれば利用は可能です。
では、インターネット回線やパソコンのスペックなど、推奨環境についても見ていきましょう。
最低 | 推奨 | |
---|---|---|
インターネット回線 | 5Mbps以上の速度が安定して出せる環境 | |
OS | Windows 10 version 1803 or higher macOS Mojave, macOS Catalina | Windows 10 version 1903 macOS Mojave, macOS Catalina |
プロセッサ | Intel i5 dual-core @ 2.3GHz1, 6th generation2 or higher | Intel i7 quad-core @ 2.8GHz+, 6th generation2 or higher |
メモリ | 4GB RAM | 16GB+ RAM |
ストレージ | 2GB3, 7200 RPM for record to disk | 500GB+, Solid State OS Drive |
グラフィックカード | Intel HD4, DirectX 11 capable | Nvidia GeForce or AMD Radeon, 1GB+ video memory |
Wirecastを導入する前に、使用している機材やネット環境のスペックを把握しておきましょう。
Wirecast(ワイヤーキャスト)の使い方や設定方法まとめ
Wirecastの設定方法や使い方について解説していきました。
リアルタイムのライブ配信を行う上で、映像や音声の乱れは視聴者にストレスを与えてしまいます。
Wirecastなら優れたエンコード機能によって、視聴環境に合わせた設定を細かく行えるので、クオリティの高い動画をそのまま視聴者に届けることができます。
個人でのライブ配信やイベントのストリーミング配信など、幅広い用途で優れたクオリティを発揮してくれる機能性が魅力といえるでしょう。
本格的でクオリティの高いライブ配信を行いたい方は、ぜひWirecastを導入してみてください。
ちなみに無料版のライブ配信エンコーダーにはOBS Studioがあります。
いきなり有料版のエンコーダーを利用するのに抵抗のある方はOBSも検討してみてください。
Wirecastよりも少し安い配信エンコーダーにXSplit(エックススプリット)もあります。
ご自身にあった配信エンコーダーを選んでみてください。
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