この記事を読んでいるあなたは、
- Clubhouse(クラブハウス)がなぜ流行ったのか知りたい
- Clubhouse(クラブハウス)は今後どうなるのか知りたい
- 音声SNSは日本に定着するのか知りたい
上記のように考えているかと思います。
この記事では、そんなあなたのために、Clubhouse(クラブハウス)が流行った理由や、今後の課題や展望などを徹底解説していきます。
Clubhouse(クラブハウス)って何?という方は以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
Clubhouse(クラブハウス)が流行った理由
ユニークな招待制が話題となり、日本で一躍有名となった音声SNSアプリ「Clubhouse(クラブハウス)」。
Clubhouse(クラブハウス)がなぜここまで流行ったのか、主な理由をまとめてみました。
緊急事態宣言によりネットに可処分時間が流れた
まず、Clubhouseがここまで流行った要因として「ユーザーの可処分時間がネットに流れていた」ということが挙げられます。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い緊急事態が発令され、ユーザーがスマホやPCを使う時間が圧倒的に増加しました。
そのため、ユーザーがネットに触れている時間が必然的に増える環境が整っていました。
オフラインの出会いの場の代替場所として機能した
上述の可処分時間がネットに移ったことに加え、Clubhouseが「自粛による交友関係の分断、隔離」を埋める「出会いの場」として機能したことが挙げられます。
これまでZoomやDiscordを始めとしたオンライン交流ができるサービスは多数出てきていたものの、既にある交友関係上でしか成り立たないクローズドなサービスでした。
しかし、このClubhouseはオフラインの出会いで起きるような「偶発的な出会い」を創出する場としての需要に応える事ができたのが非常に大きいです。
- 疎遠となっていた友人
- なんとなく知り合いだったけど話したことのない友人
- 偶然出会った友人
- 尊敬するインフルエンサー
と出会える可能性に溢れており、あたかも飲み屋で出会うような感覚をオンラインに持ち込むことに成功したアプリだと言えます。
招待枠が限定されたため参加価値がインフレした
Clubhouseは初期戦略として、初期ユーザーを著名人のみに限定した上で、招待枠もかなり絞ってスタートしました。
結果としてClubhouseというアプリに登録するプレミア価値を最大限高めることに成功し、一時期参加価値がインフレしました。
※メルカリやフリマアプリでその招待枠が売買されるほど話題になりました。
ちなみに過去に一世を風靡したmixi(ミクシー)も初期は招待制であり、現在ではスクールカーストと呼ばれる階層における上位層の取り込みに成功し、爆発的に流行りました。
内部の話が流出禁止で人間のFOMO心理を上手く突けた
Clubhouseの規約はかなり厳しく、「内部の話は流出禁止」という規約が存在します。
また、Clubhouseのトークの内容は記録されないためリアルタイムでしか話を聞けません。
そのため、Clubhouseを楽しむユーザーの話が断片的にのみSNS上に出回ることとなり、結果としてトレンドに乗り遅れたくないというユーザーのFOMO心理を煽った、巧みなプロモーションがClubhouseユーザー登録を加速させました。
Clubhouseの規約については以下の記事を参考に確認してみてください。
Clubhouse(クラブハウス)の今後の課題や予測
トレンドを席巻しているClubhouseですが、今後の課題があるわけではありません。
ここではClubhouseの今後の課題を踏まえた上で、どうなっていくかの予測・考察を綴ります。
マネタイズポイントの創出が鍵
まず、Clubhouse最大の課題はマネタイズポイントの創出が挙げられます。
現状、Clubhouse内には投げ銭機能や広告機能は存在せず、サービスと存続していくための収益化を考えていく必要があります。
国内の音声SNSサービスもマネタイズポイントを模索する中、どういった収益の柱を築いていくのかというところはClubhouseの最大の課題でしょう。
Clubhouseの今後の収益化については以下の記事にまとめているので参考にしてみてください。
競合SNSからの追随への対応
突然日本市場を席巻したClubhouseですが、既に一定の地位を築いているFacebookやInstagram、Twitter、TikTokが類似機能で猛追してくる可能性は十分あります。
TikTokの15秒から60秒短尺機能に目をつけて、インスタグラムがリールを、Twitterがフリート機能をリリースしたように大手SNSがこの流れを無視する可能性は低いと言えます。
Clubhouseはいち早くサービスとしてのオリジナリティを確立し、大手SNSに模倣されない価値を出していく必要があります。
各音声SNSの今後の可能性
Clubhouseの流行によって、一気に注目を浴びた音声SNS領域ですが既に国内にも有名なサービスが存在します。
ここでは各音声SNSを紹介するとともに今後の可能性について簡単に考察を記載します。
Spoon(スプーン)
Spoon(スプーン)は現在国内でユーザー数が伸びている音声配信アプリです。
顔出しなしで声だけで配信できるライブ配信アプリで、投げ銭機能などでマネタイズすることができるアプリです。
Clubhuoseで音声の可能性に気付いたユーザーが一気に登録する可能性があるので、今回の音声SNSのトレンドは追い風になりそうなアプリです。
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Voicy(ボイシー)
Voicy(ボイシー)は国内でも今注目を集めている音声SNSアプリです。
審査に通過したパーソナリティーの配信を楽しむことができ、配信内容もアーカイブとして残るので聞き流しても再度聴けるのは嬉しいポイントです。
ClubhouseやSpoonはだれでも登録できますが、Voicyは限られた人のみしか審査通過できないので音声SNSの可能性に気付いたインフルエンサーには最適なアプリです。
その他にも声だけで稼げるライブ配信アプリを以下の記事で紹介しているので、参考にしてみてください。
Clubhouse(クラブハウス)が流行った理由、今後の予測まとめ
Clubhouseが流行った理由や今後の課題や予測について考察をまとめてみました。
今回の流行に関しては他にも様々な意見があると思いますが、大筋は上述のような要因が重なり一気にClubhouseは有名になったのだと考えられます。
音声SNSの可能性を一気に切り開いたClubhouseや、国内の音声SNSの今後の展望に注目しましょう。
Clubhouse(クラブハウス)って何?という方は以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。