この記事を読んでいるあなたは、
- CM出演料(ギャラ)の相場を知りたい
- CM出演料を抑える方法を知りたい
- CMの制作に掛かる費用を知りたい
上記のように考えているかもしれません。
今回は、そんなあなたに向けて「芸能人のCM出演料や費用を抑える方法」などをお伝えしていきます。
タレントをCM起用するメリット
タレントをCMに起用する最大のメリットは、宣伝効果が爆発的に上がるところです。
企業単体では起こせないほどの宣伝効果が生まれるため、商品やサービスをPRしたい場合にぴったりと言えます。
タレントをCM起用すると宣伝効果の爆発的増加につながるのは、主に以下の3つが理由です。
- 注目度が集まる
- タレントと商品のイメージを紐づけできる
- 商品のイメージアップにつながる
まず、タレントをCMに起用すると注目されやすいです。
たとえば、超有名人が「○○のCMに出演」というニュースは、テレビの芸能ニュースやネットニュースでたびたび話題になっています。
一度メディアに取り上げられると全国に知れ渡るため、宣伝効果は計り知れません。
また、好感度の高いタレントをCMに起用することでその用品のイメージもよくなります。
特にファンは「この人が使っている商品だから試してみよう」と考える人も多いです。
有名人をCMに起用するとさまざまな効果を及ぼしてくれるため、商品やサービスを世に広めたい場合にはぴったりです。
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タレントのCM出演料が高い理由
爆発的な宣伝効果を得られるタレントのCM起用ですが、主に以下の理由から費用が高くなります。
- CMはメディアの中でも最大規模を誇る
- 実際にタレントがCMのギャラは高いと言っている
CMの出演料が高いのはCMが広告市場の中でもトップクラスの規模を誇っています。
実際に日本に住む多くの人がCMを見て、そこから商品やサービスを購入しています。
規模が大きくなって収益も伸びてくると、CMに出演する人の出演料が上がるのは当然の結果と言えるでしょう。
また、テレビのCMには芸人や俳優などの有名人が出演していますが、よく「CMのギャラは高い」とコメントしている光景を見かけます。
そのためCMの出演料は高いものだというイメージが強く残っているためしょう。
ではタレントのCMに起用すると実際にいくらの出演料が発生するのか確認していきます。
タレントのCM出演料・ギャラ
CMにはいくつか種類がありますが、出演料はCMの配信先によって異なります。
内容 | 費用 |
---|---|
電車のモニターCM | 10~30万円 |
タクシー広告 | 20~60万円 |
TVCM | 100~500万円以上 |
CMといえばタレントの出演料が高いというイメージがありますが、出演料が高いのはテレビCMに限った話です。
電車やタクシーで流れるCMに関してはそこまで高価なものではありません。
CMの配信先によって大きく費用が異なるのは、CMの流し方が大きく影響しています。
例えば、タレントのCM出演料の中でも特に安い電車モニターCMは、基本的に音声が流れません。
映像と字幕だけでCMの内容を伝えるため、その分費用も下がります。
また、電車モニターやタクシーモニターであれば見る人も限られるため、テレビCMほどの宣伝効果を得られません。
その結果、テレビCMと比べると大きな違いが生じています。
一方でテレビCMは見る人も多く、制作に関わる人も多いため宣伝効果が上がりやすいです。
そのためテレビCMの出演料は上がります。
ちなみにテレビCMの場合はタレントランクによって大幅に上がるのも特徴です。
相場は100~500万円となっていますが、場合によっては1千万円を超えてきます。
テレビCMの場合は一概にいくらとは言えないため、出演を依頼する場合はしっかりと確認しておきましょう。
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CMの制作費・放映費
CMの制作費用や放映費用について解説していきます。
CM制作費
CM制作費とは、CMを作成するために発生する費用のことで、主に以下の3つの費用が発生します。
- 出演料:100~500万円以上
- 企画費用:3~10万円以上
- 撮影・編集費用:10万円以上
出演料に関してはタレントに出演してもらうための費用で、人気タレントだと1クール(3か月)で2,000万円以上を超えます。
企画費用とは、CM内容を考えて企画するCMプランナーに支払う費用を意味し、CMの仕上がりは商品やサービスの売上げを大きく左右します。
CMとしてのおもしろさを出したうえで、自社の商品やサービスをしっかりと印象に残さなければいけません。
しかもテレビCMは流せる時間が限られているため、CMプランナーの役割は非常に大切です。
企画費用はCMの長さによって変わりますが、30秒以上のCMとなると10万円を超えてきます。
企画が完成したらCMを撮影しなければいけませんが、CMの撮影費用も必要です。
CM撮影は機材を現地に運んだり、スタジオをレンタルしたり費用がかかります。
そこに人材費も合わさるため、撮影費がいくらになるのかはCMの規模によって変わります。
このようにCM制作費は主に3つの費用が発生しますが、すべて合わせると少なくとも100万円以上は必要です。
CM放映費
CM放映費とは、CMを放映するために必要な費用です。
費用は「各放送局のCM放映費用×視聴率」で決まりますが、細かく見ると3つの要素に分かれます。
- CMの種類
- CMの放送局
- 番組の視聴率
CMの種類とはスポットCMかタイムCMの2種類です。
スポットCMは大体の時間帯を指定して、その時間内のどこかでCMを流します。
一方でタイムCMは、特定の番組におけるスポンサーとなり、その番組のCM枠で宣伝する方法です。
タイムCMの費用はスポンサーの数によって決まりますが、スポットCMに比べると高くなる傾向にあります。
また、CMの放映費はテレビ局によって大きく異なるもためす。
いわゆるキー局は視聴率が高いため、CMを15秒流すだけで100万円以上もかかります。
しかし、ローカル局のCMだと5万円以下で流すことが可能です。
CM放映費はどの番組で流すかによって大きく費用が変わるため注意しておきましょう。
タレントのCM出演料を安く抑えるコツ
タレントのCM出演料を安くするコツを解説していきます。
タレントCMの契約期間を短めにする
CMの費用をおさえる場合は契約期間を短く設定するのがおすすめです。
CMは一般的に1クール(3か月)から契約できるため、1クールであれば費用を大幅に節約できます。
逆に1年といった長期契約は宣伝効果も大きいですが、費用が跳ね上がるため気を付けてください。
地方のローカル局でCM配信する
コスパよくCMを流したい場合は地方のローカル局を狙うのがおすすめです。
ローカル局は一般的に視聴率が高くないため、その影響でCM放映費も下がります。
具体的に言うと、日本テレビでCMを15秒流すと75万円〜ですが、東京MXテレビなら4万円〜です。
ローカル局は宣伝効果が落ちますが、それでも高い効果を得られるため、費用をおさえたい場合はローカル局を狙いましょう。
タレントのサブスクを活用する
タレント起用の費用を抑える方法にタレントのサブスクサービスを使う方法があります。
タレントのサブスクは月額数十万円からタレントを起用できるサービスです。
一般的なタレント起用と違ってまとまった費用を用意する必要がないため、初期費用を抑えられます。
タレントのサブスクサービスの中でも特にサブタレはおすすめです。
出典:https://subtale.jp/
サブタレを利用すれば最安値で月額10万円からタレントを起用できます。
タレントの種類も豊富なため、よりCMの特徴にあったタレントに出演してもらえるでしょう。
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タレントのCM出演料に関してよくある質問
タレントのCM出演料に関してよくある質問に回答していきます。
ジャニーズのCM出演料はどのくらい?
ジャニーズのCM出演料はジャニーズのランクによって異なるため、一概にいくらとは言えません。
例えば、そこまで知名度が高くなりジャニーズは数百万円で出演してもらえます。
一方で嵐にグループで出演してもらう場合のギャラは1億円越えです。
ジャニーズも知名度に応じて出演料が変わってくるため、有名な人に出演してもらう場合は出演料が上がります。
芸能人のギャラはCM1本あたりはいくら?
芸能人がCM1本に出演すると1千万円を超えるケースが多いです。
ただ、CM1本あたりのギャラはタレントランクによって異なり、トップクラスになるとCM1本だけで1億円近くのギャラが発生します。
芸能人のCM出演料ランキングの上位は誰?
2021年版芸能人のCM出演料ランキングは以下のとおりです。
順位 | 名前 | 出演料 |
---|---|---|
1位 | 明石家さんま | 1億8,000万円 |
1位 | タモリ | 1億8,000万円 |
1位 | イチロー | 1億8,000万円 |
1位 | 大谷翔平 | 1億8,000万円 |
5位 | ダウンタウン | 1億5,000万円 |
6位 | 中居正広 | 1億2,000万円 |
6位 | 木村拓哉 | 1億2,000万円 |
8位 | 羽生結弦 | 1億円 |
9位 | 内村光良 | 9,000万円 |
9位 | 錦織圭 | 9,000万円 |
ランキングを見ると芸歴や世界的な知名度が大きく関係していることがわかるでしょう。
タレントのCM出演のギャラ相場まとめ
この記事では「芸能人のCM出演料や費用を抑える方法」などについて解説しました。
芸能人のCM出演料は放映する媒体によって大きく異なります。
電車モニターやタクシーのCMであれば数十万円程度ですが、テレビCMだと100万円以上必要です。
また、同じテレビCMでも出演タレントや放映局で費用は大きく異なります。
キー局で有名なタレントに出演してもらうと1億円以上かかることもあるため気を付けましょう。
CMへのタレント起用を節約したいなら、タレントのサブスクを利用するのがおすすめです。
サブスクサービスであれば月額数十万円から利用できるため、CM起用にかかる費用を節約できます。
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